この研究科がめざすこと

先行研究を理解し、自己の研究関心を深める

本専攻は宗教学・東洋哲学・西洋哲学の3分野で構成され、多様な研究方法をもって古今東西の哲学・思想・宗教を学び、死生観、生命倫理、宗教教育など現代的課題をも研究します。一人ひとりが先行研究を充分に理解した上で自分の問題意識を明確にし、研究関心を深めることをめざします。学内外の学会・研究会の参加を積極的に行い、被災地福島での調査研究など、座学に終わらない「実地の学び」にも力を入れています。

教育方針

ディプロマ・ポリシー(DP)

宗教学専攻は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする大学院生を育成するために、宗教学専攻の教育課程を修了し、以下の資質・能力を身につけた大学院生に学位を授与します。

博士前期課程 博士後期課程
知識・技能
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学分野に関する基本的な専門知識を身につけ、体系的に理解している。
  • 当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究の基本的な方法を身につけ、理解している。
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学分野に関する専門知識を身につけ、体系的に理解し、独創的な知見を付け加えることができる。
  • 当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究の方法を身につけ、理解し、発展させることができる。
思考・判断・表現
  • 自ら設定した課題内の問題を発見し、関連の学術領域の成果の中に位置づけて、多面的かつ重層的に思考し、その解決に向けて実証的・論理的に説明し、発表することができる。
  • 自らとは異なる思想、価値観についても共感的に受け止め、自他それぞれの意見を論理的・創造的に対比して考察することができる。
  • 自ら設定した課題内の問題を発見し、関連の学術領域の成果の中に位置づけて、広い視野を持って多面的かつ重層的に思考し、その解決に向けて実証的・論理的に説明し、提言、発表することができる。
  • 自らとは異なる思想、価値観についても共感的に受け止め、自他それぞれの意見を論理的・創造的に対比、発展させることができる。
関心・意欲・態度
  • 価値観の多様性の尊重と共生の精神に基づいた地域・社会・世界の形成と発展に寄与していくために、研究成果を発信し、実践的に生かす姿勢を持っている。
  • 価値観の多様性の尊重と共生の精神に基づいた地域・社会・世界の形成と発展に寄与していくために、研究成果を発信し、実践的に生かす姿勢を持っている。

カリキュラム・ポリシー(CP)

宗教学専攻は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている大学院生を育成するために、各課程において、以下のカリキュラムを編成します。

博士前期課程 博士後期課程
教育内容
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学分野おいて研究を行うための基本的な専門知識を身につけ、体系的に理解させるために、基礎論科目を設けます。
  • 各専門分野における専門的知識、当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究及び発表の基本的技能を習得するために、特論科目を設けます。
  • 自ら設定した課題に基づいて、関連の学術領域の成果の中に位置づけられた実証的・論理的な論文の作成が可能となるように、特殊研究科目を設けます。
  • いずれの科目においても、自らと異なる思想、価値観を共感的に受け止め、価値多様性を尊重し、共生の精神に基づいた地域・社会・世界の発展に寄与するための姿勢と問題意識を育てます。
  • 各専門分野における専門的知識、当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究及び発表の発展的な技能を習得するために、特論科目を設けます。
  • 自ら設定した課題に基づき、広い視野と多面的かつ重層的な思考によって関連の学術領域の成果の中に独創的成果として位置づけられる、実証的・論理的な論文の作成が可能となるように、特殊研究科目を設けます。
  • いずれの科目においても、研究領域を理論的に深めるとともに、自らと異なる思想、価値観を共感的に受け止め、価値多様性を尊重し、共生の精神に基づいた地域・社会・世界の発展に寄与するための姿勢と問題意識を育てます。
教育方法
  • 基礎論科目、特論科目においても、大学院生による調査発表、共同研究、討議を中心に行います。
  • 論文指導では、指導教員による個別指導に加え、指導会形式で、研究成果の中間発表や相互討議を行います。複数教員、博士後期課程の大学院生からだけでなく大学院生相互に助言・指導をうけることのできる機会を設けます。
  • 大学院生が主体的に行う自主ゼミナール、学会・研究会への参加、成果発表、論文投稿を促すことで、自主的な課題発見、解決の取り組みの姿勢を育てます。
  • 特論科目においても、大学院生による調査発表、共同研究、討議を中心に行います。
  • 論文指導では、指導教員を中心とする一貫した研究指導体制のもと、学位論文作成のための必要な指導と支援を行うほか、指導会形式で、研究成果の中間発表や相互討議を行います。複数教員からのみならず、大学院生相互が助言・指導を行う機会を設けます。
  • 大学院生が主体的に行う自主ゼミナールの企画、運営や、学会・研究会への参加、成果発表、論文投稿を積極的に促すことで、自主的な課題発見、解決の取り組みの姿勢を育てます。
評価
  • 総括的な学習成果として修士論文を課し、複数教員の合議により口述試問を行います。
  • カリキュラム改善のため、大学院生に対するアンケート及び教員による会議によって、カリキュラムアセスメントを実施します。
  • 総括的な学習成果として博士論文を課し、複数教員及び学外副査の合議により口述試問を行います。
  • カリキュラム改善のため、大学院生に対するアンケート及び教員による会議によって、カリキュラムアセスメントを実施します。

アドミッション・ポリシー(AP)

宗教学専攻は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている大学院生を育成するために、以下の資質・能力を備えた大学院生を求めます。

博士前期課程 博士後期課程
知識・技能
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学に関して、専門的研究に取り組むために必要な基本的知識・技能を有している。
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学に関して、各専門分野における専門的知識、当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究及び発表を行うための基本的技能を有している。
思考・判断・表現
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学に関連して、自らの研究課題を設定し、柔軟な思考と問題意識を持って探求できる。
  • 学術研究の社会的性格について理解し、学問的誠実さを持って、自らの研究課題に向き合うことができる。
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学に関連して、関連の学術領域の成果の中に位置づけて、自らの研究課題を設定し、柔軟な思考と問題意識を持って探求できる。
  • 学術研究の社会的性格について理論的に探究し、学問的誠実さを持って、自らの研究課題に向き合うことができる。
関心・意欲・態度
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学の学術研究に、強い意欲と関心を持っている。
  • 身につけた専門的知識や技能を用いて、広く地域・社会・世界に貢献しようとする意欲がある。
  • 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学の学術研究に、強い意欲と関心を持ち、研究活動に喜びを見いだすことができる。
  • 大学院において身につけた高度な専門的知識や技能を用いて、広く地域・社会・世界に貢献しようとする意欲がある。

カリキュラム

担当教員

専任教員 専門分野
教授 司馬春英 近・現代哲学、フッサール現象学と仏教思想の比較思想的研究
教授 春本秀雄 中国哲学史(諸子百家・儒教・仏教・道教)
教授 村上興匡 宗教学、宗教史学、伝統的宗教文化をいかした「いのち」「こころ」の教育研究
教授 寺田喜朗 宗教学(宗教社会学)、実践的な宗教社会学的調査研究・国内外の新宗教研究・コミュニティと宗教
教授 高橋秀裕 科学史・科学哲学・数学思想史、科学と宗教の歴史的関係