心理臨床ケースシンポジウム

平成29年度地域精神保健研修会 心理臨床ケースシンポジウムのご案内

今年度の心理臨床ケースシンポジウムも、年に2回の開催となります。第1回は本学教授の近藤直司がコメンテーターを務めます。また第2回では、村瀬嘉代子先生をお迎えいたします。

今年度は、病院内での思春期デイケアにおける関わり、および地域で生活する障害者に対する相談支援と、いずれも他職種との協働が不可欠な事例についての発表です。支援の全体状況を追いながら、心理職として自分に任された役割、負うべき責任の中で、どのように支援を展開してきたのかという視点から、事例の報告をいただくことになっております。

心理臨床において、事例の全体状況を捉えた上で他職種とも協働していく視点は今後ますます重要となるでしょう。発表者の先生からご報告いただく事例の検討を通して、有機的な連携を行いつつ意味のある支援を行うためには何が要点となるのか、皆様とともに考えを深める機会になることを期待しております。

第1回

日時 平成29年7月14日(金) 18:30~20:30
コメンテーター 近藤 直司(本学教授)
事例提供者 崎間 めぐみ 先生(東京都立小児総合医療センター 思春期デイケア)
司会 日笠 摩子(本学教授)
ケース紹介 被虐経験を経て、当院にて精神科治療が続けられている18歳女子のケースです。思春期デイケアを利用し、経験を重ねる中で、成長著しい一方、将来への不安(居住地と仕事)をかかえるケースについて、発表させていただきます。

第2回

日時 平成30年2月9日(金) 18:30~20:30
コメンテーター 村瀬 嘉代子 先生(本学名誉・客員教授、日本心理研修センター理事長)
事例提供者 水俣 沙樹子 先生(社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会 相談支援センターどんぐり 相談支援専門員)
司会 伊藤 直文(本学教授)
ケース紹介 障害者支援施設を利用するも居場所を見いだせずにいた聴覚障害をもつ30代男性との関わりから「主体的に生きる」ということを考えてみたいと思います。

コメンテーター

近藤 直司(本学教授)

東海大学医学部卒業。
東海大学医学部精神科学教室、神奈川県立精神医療センター芹香病院、山梨県立精神保健福祉センター所長(山梨県中央児童相談所副所長を兼任)、山梨県都留児童相談所所長、東京都立小児総合医療センター児童・思春期精神科部長を経て、2014年より本学心理社会学部教授。

主な著書・論文
  • 『アセスメント技術を高めるハンドブック』(明石書店、2012)
  • 『アセスメント技術を深めるハンドブック』(明石書店、2014)
  • 『引きこもりケースの理解と援助』(共編、萌文社、1999)
  • 『青年のひきこもり』(共編、岩崎学術出版社、2000)
  • 『ひきこもりケースの家族援助』(編著、金剛出版、2001)

村瀬 嘉代子 先生(本学名誉・客員教授、日本心理研修センター理事長)

奈良女子大学文学部教育学科心理学専攻卒業。文学博士。
家庭裁判所調査官(在職中、カリフォルニア大学大学院留学)、本学講師、同学教授を経て、現在は本学ならびに北翔大学客員教授。また、日本臨床心理士会会長、日本心理研修センター理事長を務める。

これまで、司法・矯正、医療、福祉、学校臨床、教育・研究と、様々な領域で実践と研究を行ってきた。特定の学派に偏らず、生活を視座に置いて、個別に即した関わり方を創り出していく、統合的アプローチを提唱され、今もなお実践と研究を続けている。

主な著書・論文
  • 『統合的心理療法の考え方』(金剛出版、2003)
  • 『聴覚障害者への統合的アプローチ』(日本評論社、2005)
  • 『心理療法と生活事象』(金剛出版、2008)
  • 『心理療法家の気づきと想像―生活を視野に入れた心理臨床』(金剛出版、2015)
    他多数

申込み方法

場所 本学巣鴨校舎
※教室は当日校門入り口守衛所脇に提示いたします。
参加資格 現在心理臨床の実践に携わっている方、もしくは大学院で臨床心理学を専攻している大学院生で、守秘義務を守れる方。
参加費 一般3000円、学生2000円
定員 60名

参加申込みは、お申込フォームより受けつけております。 申込みフォームにはお名前、ふりがな、申込み区分(一般・学生)、ご所属、電話番号、メールアドレス、参加希望回をご記入ください。その後、こちらからメールで振込先口座をご案内いたします。
振込の確認をもって申込完了とさせていただきます。当日は、振込用紙の半券をお持ちください。

  • 定員を超えた場合にはお断りすることがございます。ご了承ください。
  • 振込後にキャンセルされた場合には、受講料をお返しすることができません。予めご了承ださい。
  • お振込みの控え(払込受領証)を、領収証とさせていただいております。
  • お申込の際にいただいた個人情報は厳正に取り扱い、地域精神保健研修会の目的以外には使用いたしません

お問い合わせ先

お問い合せ
大正大学カウンセリング研究所
担当:日笠、森岡、西牧、坂本