心理臨床ケースシンポジウム

平成28年度 地域精神保健研修会 心理臨床ケースシンポジウムのご案内

今回は、福祉の現場でご活躍のお二人の先生から、ケースをご報告いただきます。
第1回は、本学教授の近藤直司がコメンテーターを務めます。第2回は村瀬嘉代子先生をお迎えいたします。
今年度の事例は、児童養護施設、福祉事務所という、チームで支援にあたる場における心理的支援について、ご報告いただくことになっております。
それぞれの場が持つ特質を考えた上で、自分に任された役割、負うべき責任を十分に意識し、個別的な視点のみならず、組織としてどのように動くかという観点が不可欠です。
発表者の先生からご報告いただく事例の検討を通じて、他職種との有機的な連携を行いつつ、意味のある支援を行うためには何が要点となるのか、皆様とともに考えを深める機会になりますことを期待しております。

第1回

日時 平成28年6月24日(金) 18:30~20:30
コメンテーター 近藤 直司(本学教授)
事例提供者 楢原 真也 先生(児童養護施設 子供の家 治療指導担当職員)
司会 日笠 摩子(本学教授)
ケース紹介 児童養護施設で暮らす子どもの事例を報告します。虐待を受けた子どもの支援のあり方についてご教示ください。

第2回

日時 平成29年2月10日(金) 18:30~20:30
コメンテーター 村瀬 嘉代子 先生(本学名誉・客員教授)
事例提供者 渡邉 秀明 先生(杉並区保健福祉部杉並福祉事務所高井戸事務所 生活保護担当ソーシャルワーカー)
司会 伊藤 直文(本学教授)
ケース紹介 20年近く社会的に引きこもりを続け、認知症の母を介護している50代の男性。この方にとって「社会参加」とは、どのような意味を持つのかを考えていきたいと思います。

コメンテーター・講師紹介

近藤 直司(本学教授)

東海大学医学部卒業。
東海大学医学部精神科学教室、神奈川県立精神医療センター芹香病院、山梨県立精神保健福祉センター所長(山梨県中央児童相談所副所長を兼任)、山梨県都留児童相談所所長、東京都立小児総合医療センター児童・思春期精神科部長を経て、2014年より本学心理社会学部教授。

主な著書・論文
  • 『アセスメント技術を高めるハンドブック――ケースレポートの方法からケース検討会議の技術まで』(明石書店、2012)
  • 『ひきこもりケースの理解と援助』(共編、萌文社、1999)
  • 『青年のひきこもり――心理社会的背景・治療・援助』(共編、岩崎学術出版社、2000)
  • 『ひきこもりケースの家族援助――相談・治療・予防』(編著、金剛出版、2001))
    ほか

村瀬 嘉代子 先生(本学名誉・客員教授、日本心理研修センター理事長)

奈良女子大学文学部教育学科心理学専攻卒業。文学博士。
家庭裁判所調査官(在職中、カリフォルニア大学大学院留学)、本学講師、同学教授を経て、現在は本学ならびに北翔大学客員教授。また、日本臨床心理士会会長、日本心理研修センター理事長を務める。 これまで、司法・矯正、医療、福祉、学校臨床、教育・研究と、様々な領域で実践と研究を行ってきた。特定の学派に偏らず、生活を視座に置いて、個別に即した関わり方を創り出していく、統合的アプローチを提唱され、今もなお実践と研究を続けている。

主な著書・論文
  • 『統合的心理療法の考え方』(金剛出版、2003)
  • 『聴覚障害者への統合的アプローチ』(日本評論社、2005
  • 『心理療法と生活事象』(金剛出版、2008)
  • 『心理療法家の気づきと想像―生活を視野に入れた心理臨床』(金剛出版、2015))
    ほか

申込み方法

場所 本学巣鴨校舎
※教室は当日校門入り口守衛所脇に提示いたします。
参加資格 現在心理臨床の実践に携わっている方、もしくは大学院で臨床心理学を専攻している大学院生で、守秘義務を守れる方。
参加費 一般3000円、学生2000円
定員 60名

参加申込みは、お申込フォームより受けつけております。 申込みフォームにはお名前、ふりがな、申込み区分(一般・学生)、ご所属、電話番号、メールアドレス、参加希望回をご記入ください。その後、こちらからメールで振込先口座をご案内いたします。
振込の確認をもって申込完了とさせていただきます。当日は、振込用紙の半券をお持ちください。

  • 定員を超えた場合にはお断りすることがございます。ご了承ください。
  • 振込後にキャンセルされた場合には、受講料をお返しすることができません。予めご了承ださい。
  • お振込みの控え(払込受領証)を、領収証とさせていただいております。
  • お申込の際にいただいた個人情報は厳正に取り扱い、地域精神保健研修会の目的以外には使用いたしません

お問い合わせ先

お問い合せ
大正大学カウンセリング研究所
担当:日笠、森岡、西牧、坂本