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DXを全部署で共有する「DX浸透ワーク」を開催~大正大学DXを自分事にする~大正大学は今、創立100周年に向けた「魅力化構想プロジェクト」の一環として、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを加速させています。「DX浸透ワーク」とは、本学におけるDXの考え方を全部署で共有し、学生たちの学びや教職員の働き方改革に反映させるための研修です。ここに、総合政策部に対して行われた同ワークの主な内容を紹介します。 「大正大学DXを自分事にする」と題した第1回のDX浸透ワークは、去る2月16日に行われました。講師は尾白克子先生、リモートで参加された柏木正博専務理事。総合政策部からは島村富雄部長をはじめ全職員が出席しました。 大正大学におけるDXはコロナ禍のこの2年間でかなり進みました。そこで今回、DXへの認識を全職員の間で統一すべく、「DX浸透ワーク」が開催されました。 そもそもDXとは、デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することであり、既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすものでもあります。少子高齢化などの理由により受験生の数が減少するなど、日本の大学は今、非常に厳しい状況に置かれています。本学においても例外ではなく、いかにして大学の魅力を広く適切に発信していくかが今後の課題となっています。その上でDXは非常に有効なツールであると同時に、学生にとっても学びや学校生活に様々な効果をもたらします。以下は、現在運用されている大正大学のDXです。◆コロナ禍におけるオンライン授業:2020年4月から開始。◆データサイエンス教育:文系大学の中で授業を受けられることに価値がある。◆ガモールTV開局:YouTubeで本学の様子が分かる。学生自身が大学広報の番組制作に携われ、キャストとしても参加できる。◆オンライン盆踊り・オンライン鴨台祭:コロナ禍にあっても大学生活を楽しむ大事なイベントで盛り上がることができる。2020年から運用を開始した学生・受験生向けの様々なDXMESSAGEDXは今後の仕事の重要なファクター総合政策部は大学運営や広報全般、人事に関することまで様々な業務を担っており、データ収集・分析によって将来を予測しながら経営を進めていく上でも、DXは今後重要なファクターになると感じています。例えば、入力作業などがデジタル化されれば我々はもっと本質的な仕事に集中できますし、データの一元化や各種電子化が進めば働き方改革にもつながるでしょう。その辺りのことを意識しながらDXについてさらに考えていきたいと思います。島村 富雄さんTomio Shimamura総合政策部長OHDAI Vol.108032022 SPRING

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