建学の理念と教育ビジョン

大正大学の教育ビジョン「4つの人となる」

大正15年(1926)の創立時、本学が掲げた建学の理念は「智慧と慈悲の実践」です。
仏教の世界では、「自らのためにだけでなく他人の利益になる」ことを大きな目標に掲げて修行する人を菩薩といいます。その菩薩のように、一人ひとりが将来の夢を実現するために、具体的な目標を置き、歩き始めましょう。

大正大学の教育ビジョン「4つの人となる」
大正大学の教育ビジョン「4つの人となる」

慈悲

慈悲とは仏教用語で、生きとし生けるものに対して平等な気持ちを持つことであり、すべての人々に友情を持ち、他人の苦しみを共有するこころでもあります。また、慈悲は他者を「生かす」ことであり、そのために「生きる力」(智慧)を養っていくことが大切です。

自灯明

他人の言葉に左右されず、真実を頼りとして自らを確立せよということです。真実を知ることは、学び続け考え続けること以外にありません。すべてのものは変化していくのと同じように、学んだ「知識」もすぐに陳腐化するものです。日々、真実とは、真理とは何かを求めて歩んでいくことであり、自灯明の実践です。

中道

相互に対立する2つの極端なものにかたよらない生き方をいいます。中道を現代的に実践するには、とらわれない心を育て、正しい生き方を求める心を育てることが大切です。また、倫理観を養う、道徳的な生き方をする、法令・規則を守ることなども中道の現代的理解の1つであると考えます。

共生

仏教の縁起の思想、すなわち世の中にあるものはすべて直接、間接に何らかの形で係わり合って生まれ、滅び、刻々と変わっていくものであるという考え方がベースにあります。大学という学びの場において、志を同じくした者が共に学び、それぞれの目標に向かって達成の努力をする人たちの集まりであって欲しいものです。