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TU選書2 家族の幻影
−アメリカ映画・文芸作品にみる家族論−
TU選書2 家族の幻影
−アメリカ映画・文芸作品にみる家族論−
- 伊藤淑子著
- 本体価格2,100円+税
- 四六判210頁
- ISBN978-4-924297-21-0
本著の内容
家族とは何か。現代社会で起きているさまざまな問題の原因は家族の機能が失われたからといわれるが、本当にそうなのか。アメリカの映画や文芸作品の中で家族がどのように捉えられてきたのかを分析する。
目次
- 1. 日本の家族の風景とアメリカ
- 2. 『家族の写真』にみる家族の解体と再構築
- 3. 『クレイマー、クレイマー』の落とし穴
- 4. フェミニズムと家族像の変容
- 5. 無垢な子どもが築く家族の絆
- 6. 「母性」という呪縛−『母の眠り』の悪夢−
- 7. 家族というフィクション−『アメリカン・ビューティー』−
- 8. 家族の求心力
- 9. 家族とアメリカのユートピア幻想