先輩職員の声Member

常に改善を意識して、自分なりの付加価値を生み出したい

2022年採用

入試部 入試課

大学卒業後、民間企業に就職し営業職として7年間勤務。その後、2022年に大正大学へ入職。入試課へ配属され、現在3年目。これまでに「入試広報」、「入試実施」の全般を担当。「入試広報」では、『入試ガイド』制作、指定校事務、入試学生スタッフの採用・育成、オープンキャンパスや進学相談会での受験生対応、大学見学会、学習塾・高校の先生方を対象とした入試報告会の実施等を行ってきました。「入試実施」では、募集要項・過去問作成、受験上の配慮相談、大学入学共通テストの準備から実施、各入試当日の実施運営等を担当してきました。入試課では、大正大学の顔として受験生や保護者・高校の先生方へ大学の魅力や特色を伝える機会が非常に多く、日々大きなやりがいと責任を感じています。大学受験は、大学4年間にとどまらず、その後の長い人生にも大きな影響を及ぼす、人生の中の大きな選択の場面の一つだと思います。一人ひとりに寄り添った対応を心掛けることで、受験生が後悔しない選択ができるよう、今後も常に意識していきたいと思います。

これまでのキャリア

2022年4月〜現在

入試部 入試課

入試広報・実施業務

配属部署は当時の名称です。

現在、担当している業務内容は

「入試広報」の業務においては、毎年変化する大正大学の入試情報をまとめた『入試ガイド』の制作と入試学生スタッフの採用・育成を主に担当しています。『入試ガイド』制作時には、誤りのない正確な情報とデータを受験生に届けること、受験生や保護者目線で分かりやすい構成・内容に工夫することを特に意識しています。入試学生スタッフは、オープンキャンパスをはじめとした受験生向けイベントの運営を協働する入試課が管理する学生アルバイトです。募集から採用、育成、管理等の入試学生スタッフに係る業務全般を担当しています。特にオープンキャンパスでは、入試学生スタッフの力がなければ成り立たないと言っても過言ではありません。入試学生スタッフの活躍している姿を見て、大正大学に入学を決めた受験生を一人でも増やしていけるよう、定期的な研修会の開催や学修支援システムを利用した育成を年間通して行っています。
「入試実施」の業務においては、主に大学入学共通テスト実施と受験上の配慮を担当しています。大学入学共通テストは、決してミスが許されません。滞りなく円滑に試験が実施されるよう、大学入試センターとの漏れのない連絡やりとり・学内調整(教室設定、監督者配置、説明会の実施等)を行い、万全な実施体制を整えています。受験上の配慮では、障がいを抱えた受験生の受験時の配慮対応や事前相談を行っています。事前相談にて、受験生それぞれの障がいの状況や希望配慮内容に鑑み、適切な配慮対応を確定し、全ての受験生が公平かつ安心して受験できる環境を整えられるように意識しています。

業務で大切にしていることは

ルーティン業務をそのまま繰り返すのではなく、常に改善を意識することです。大学職員の業務には、全く新しい業務に取り組む機会もあれば前年と同じ業務やルーティン業務を行う機会も度々あります。前年と同じ方法や前例踏襲で仕事を進めることはミスが起こりにくく効率的な面がある一方で、思考が止まってしまう危険性もあります。ルーティン化している業務をルーティンとして取り組むだけでは、業務効率化と生産性を向上させることはできませんし、なにより自分自身が楽しく仕事に取り組むことができません。そのため、現行の方法が本当に最善なのか、より良くする方法はないのかを常に考え、規模の大小にこだわらず自分なりの付加価値を生み出すよう努めています。変更した結果が良い方向に向かえば、業務の改善とともに自身のモチベーションにも繋がります。時には改善とならない場合もありますが、その際はまた別の方法を考え、チャレンジしていくことが大切だと考えます。反復行為の自動化のみならず、創造力を持ち新しいコンテンツを次々と生み出すことができる生成AIが広く普及していく社会・組織において、一人の社会人として取り残されないためにも、今後もこの意識を大切にして業務に取り組んでいきたいと思います。

印象に残っているエピソード

入職1年目と2年目に担当した大学入学共通テストの実施です。大学入学共通テストは全国各地の会場で同日・同時刻に試験が進行していく為、決してミスは許されず、大きな責任と緊張が伴う2日間となります。共通テストの実施に向けては、実施日の約4か月前から始まり、試験場・試験教室の設定、受け入れ受験者数の確定・試験教室への割り振り、学内教職員への協力要請、当日の配置調整、説明会の実施、会場の設営等、その他多岐に渡る準備を進めていきます。これらの準備・実施をしていくためには、課内のメンバー全員がそれぞれの役割を全うし、チームで動いていく必要があります。1年目は主担当ではありましたが、自分自身の中で理解が追い付いていない業務などもあり、前任者や先輩方に助けられながら進めていく場面が多く、試験自体は滞りなく無事に終えることができたものの、不甲斐なさを感じることもありました。2年目は、1年目にできたこと・足りなかったことを整理しつつ、早めのスケジューリングで準備を進めていくことにより、一つ一つの業務にしっかり向き合える時間ができたため、ある程度満足のいく形で準備と実施が遂行出来ました。民間企業時代は、一つの行事(試験)に向けて長期間チームで動いていくという経験があまりなかった為、特に1年目は難しさを感じる場面が多くありましたが、2年目は難しさを感じつつも前向きな気持ちで業務が行えた場面が多くなりました。今後も、よりミスが起こりづらい環境にできるようこまかな配慮を意識し、取り組んでいきたいと思います。

これから実現したいこと

高等学校との繋がりをより太く持続的なものにすることです。入試課の最大のステークホルダーである受験生を抱える高等学校とは、現在高大接続の視点を重視している中、様々な場面で繋がりを持つ機会が多々あります。しかし、持続的に連携できている場面がある一方で、繋がりが断片的である場面も多く、課題に感じています。オープンキャンパスや進学相談会・高校内ガイダンスなどで、受験生と接する機会は多くありますが、高等学校や高等学校の先生方と密に接する機会はそう多く持てておりません。繋がりが強い高等学校をより増やしていくことで、高等学校と大学のお互いの抱える教育のメリットや課題を共有しあい、入試改革や教育改革など、受験生にとって有益な取り組みが実行できるのではと考えます。まだまだ経験不足のため、具体的なアイデアは浮かんでおりませんが、この意識は今後も継続していきたいと思います。

オフの日のすごし方

自然豊かな土地で生まれ育った影響か、休みの日はよく山や海など自然が多い場所へ好んで行きます。賑やかな場所も嫌いではないですが、ふとした時に都会の喧騒から離れて自然と触れあいたくなります。今でも冬は地元でスノーボードをしていますが、社会人になってから海は見るだけであまり入らなくなってしまったので、綺麗な海で泳ぎたい欲が高まっています。最近は友人達と長野でずっと気になっていたグランピングを初めてしました。グランピング自体ももちろん楽しかったのですが、そこで見た星空があまりにも綺麗で鮮明に記憶に焼き付いています。また必ず行きたい場所の一つとなりました。

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就職を考えている
皆さんへ

就職活動は魅力的な仕事を探すだけでなく、自分自身の大切にしたい価値観を探す時間でもあると思います。就職活動がスタートすると、エントリーシートの作成や企業研究・面接対策など目の前の作業に追われる時間が必然的に多くなると思いますが、ぜひ自己分析の時間を重視することをおすすめします。私は新卒の就職活動時代にその時間が足りなかったため、仕事をしていくうちに徐々にギャップが生まれるようになりました。改めて本当に自分が大切にしたい価値観を探ったところ、大学職員という仕事にたどり着き、本学に中途採用で入職しました。少子化の時代において大学業界は安定した業界ではないかもしれません。売上1位になって表彰されることもありません。ですが、私は自分自身の価値観を尊重し本学の職員になり、これまでの仕事にない強いやりがいを感じています。大正大学は、多様な人材に門戸が開いており、その全ての人が活躍できる環境も整っています。大正大学の未来のため、自発的に考え、行動できる方と一緒に働くことができたら嬉しいです。楽しみにしています。

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