先輩職員の声Member

学生の可能性を最大限に引き出し、大学の発展に寄与したい

2023年採用

キャリア・卒業生支援部 キャリア支援課

大学を卒業後、教育人材事業を展開する企業に入社。最初は学習教材の営業としてスタートし、顧客のニーズに応じた教材の提案と販売に取り組んでいました。その後、企業の採用支援事業の営業部門に異動し、多くの企業の採用活動を支援する業務に携わりました。ここでは、企業が求める人材像を理解し、それに合った採用戦略を提案することで、企業の成長をサポートすることを目指していました。
数年間の営業経験を経て、人事部に配属され、主に新卒採用業務を担当しておりました。人事部では、大学との連携や採用イベントの企画運営、新卒社員の研修プログラムの構築など、多岐にわたる業務に従事しました。採用プロセス全体を深く理解し、企業の成長に直結する人材戦略を考えることで、組織全体の拡大に尽力しておりました。
その後、2023年12月に大正大学へ入職。現在はキャリア支援課に所属し、既存企業との戦略的な連携強化と新規チャネルの開拓を主な業務としています。具体的には、企業訪問を通じて企業のニーズを的確に把握し、それに応じた連携戦略を立案・実行しています。
このようにして、大正大学の学生が多様なキャリア機会を得られるよう努めています。

これまでのキャリア

2023年4月〜現在

キャリア・卒業生支援部 キャリア支援課

企業連携・インターンシップの企画調整運営
データ分析・活用業務

配属部署は当時の名称です。

現在、担当している業務内容は

①企業連携の企画調整運営②インターンシップの企画調整運営③データ分析・活用の複数を担当しております。
特に、①企業連携の企画調整運営については決まったプラットフォームがないため、日々試行錯誤しておりますが、大学の社会的ステータスを向上させるためには、企業との関わりを“就職”という点の関係で終わらせるのではなく、“キャリア”という面の視点で構築していくことが必要であると感じています。そのためには、企業のニーズを我々がしっかりと理解・認識し、それらをもとに大学の教育内容及び、キャリア支援体制の構築に繋げていくべきです。その基盤を作る役割として今後もより一層業務に励んでいきたいと思っております。
また、③データ分析・活用の業務では、キャリアセンター内に蓄積されているデータをもとに、学生の傾向把握、施策成果検証、データに基づく情報発信を行っています。例えば、学内で行われている就職イベントに参加すると、学生にとってどのようなメリットがあるのかを定量的に分析し、次年度の運営に活かします。今後は、どの時期にどのような相談内容が多いのかを抽出することで、学生のニーズを把握し、ニーズに合った施策を実施するなど、学生にとってキャリアセンターを利用してもらうことが、学生のキャリア獲得の満足度向上により繋がるよう注力していきたいです。

業務で大切にしていることは

キャリアセンターの職員として、私が最も大切にしていることは、学生のキャリア形成に全力で貢献することです。
学生一人ひとりの将来を見据え、最適なアドバイスやサポートを提供することがキャリアセンター職員の役割だと感じています。学生が自身の能力を最大限に発揮し、理想のキャリアを築けるように、個別のカウンセリングや就職活動の支援、企業説明会の開催など、多岐にわたるサポートを今後も展開していきます。
また、大学の成長に繋がるよう、企業との連携を強化することにも注力しています。企業との連携を通じて、学生に幅広いインターンシップやキャリア獲得の機会を提供するだけでなく、企業側のニーズをキャリア形成支援に反映させることで、キャリアセンターの価値を向上させることができると考えています。
これからも、学生一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、大学全体の発展に寄与できるよう、全力で取り組んでいきたいと考えています。私の目指すところは、学生と大学、そして企業の三者が共に成長し続けることです。そのために、これからも努力を惜しまず、日々の業務に励んでいきたいと思います。

印象に残っているエピソード

企業向けオープンキャンパスを企画運営したことです。これはこれまでに例がない新しい試みであり、非常にチャレンジングなプロジェクトでした。大学の教育内容や教育環境を企業に直接見ていただき、大正大学の魅力を理解してもらうことを目的としていました。
まず、企業向けオープンキャンパスの構想を立てる段階から、企画内容の精査、関係部署との連携、企業への招待状の作成・送付など、準備には多くの時間と労力を要しました。特に苦労したのは、どのようなプログラムであれば本学の魅力を存分に伝えることができるか、また、企業のニーズに合致するのかを見極めることでした。
イベント当日には、企業の方に授業を受けていただく体験授業や授業見学、教職員との懇談会を行いました。参加企業の方々からは「実際に学生がどのような環境で学んでいるのかを知ることができた」「教育内容の質の高さに感銘を受けた」といった高評価をいただくことができました。特に、企業が求めるスキルと大学での教育内容がしっかりとリンクしていることを実感していただけたことが大きな成果だったと感じております。
この企業向けオープンキャンパスの実施は、私にとって非常に貴重な経験となりました。新しい企画を実現するための努力と、関係者との連携の重要性を再認識するとともに、本学の教育の質を高く評価していただけたことは、私自身の大きな自信につながりました。今後も、この経験を活かしながら、更なるチャレンジを続けていきたいと考えています。

これから実現したいこと

これから実現したいことは、大正大学と関わるすべての企業から「大正大学の学生を採用したい」という言葉をいただけるようなキャリア支援を行うことです。
そのために、以下の2つの目標を掲げています。
まず初めに、キャリアコンサルタントの資格を活かしながら、面談の中で学生一人ひとりの個性や強みを引き出していきたいです。学生それぞれが持つ異なるバックグラウンドや興味を深く理解し、それに基づいたキャリアプランを共に考えていくことが重要です。個別相談の機会の際には、学生一人ひとりと向き合い、学生が自信を持って自らの未来を描いていけるようサポートしていきます。
2つ目に、企業との連携をさらに強化していきます。現在も多くの企業と連携しておりますが、より戦略的な関係を築いていくことで、企業が求めるスキルや人材像をリアルタイムで把握し、学生にフィードバックできる体制を整えていきます。また、企業訪問やインターンシップの機会を増やし、一人でも多くの学生が実際の業務を体験することで、職業観を広げ、実践的な能力を身につけられるよう支援していきたいです。
入職してからこれまで、学生との対話や教育内容に触れる中で、大正大学の学生には大きな可能性があると感じています。これらの取り組みを通じて、大正大学の学生が企業から高い評価を受け、社会の舞台で活躍できるよう、日々支援していきたいと思います。

オフの日のすごし方

オフの日は、娘と息子との時間を大切に過ごしています。週末には子供たちと一緒に公園へ行ったり、動物園に行ったりと外で過ごす時間が多いかと思います。
また、旅行が好きで、年に数回は家族で旅行に出かけます。子供たちがまだ小さいので、近場の温泉地に行くことが多いですが、山が好きな夫婦なので、子供たちが大きくなったら一緒に山登りもしたいなと思っています。
特に印象に残っているのは、今年の八ヶ岳旅行です。普段から牛乳を飲むことが好きな娘が、牧場で飲む牛乳に「おいしい~!!」と感動し、その後追加で2杯購入させられたことは楽しい思い出でした。
このように家族と過ごす時間があるからこそ、仕事にも全力で取り組むことができると感じています。今後も、家族との時間を大切にしながら、様々な場所を訪れ、新しい経験を積んでいきたいと思います。

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就職を考えている
皆さんへ

自らの可能性を最大限に活かすために、多くの業界や業種を見ていただきたいと思います。そして、その業界や業種でどのように自己成長ができるかをよく考えてみてください。視野を広げ、多角的な視点で自身のキャリアを考えることが大切です。
私自身は中途採用で大正大学に入職し、まだ1年目ですので、大学職員のすべてを理解しているとは言えません。しかし、少なくとも私が所属するキャリアセンターの業務については、非常に営業的な要素が多く含まれていると感じています。キャリアセンターの仕事は、ただデスクに座って書類を処理するだけではありません。企業訪問に出向き、直接企業の担当者と話をする機会が多くあります。そこで企業のニーズをしっかりとヒアリングし、大正大学の学生がどのように企業のニーズに応えられるかを具体的に提案するプレゼンテーションも行います。
このように、キャリアセンターの業務は、学生と企業の架け橋となる重要な役割を果たしています。企業に対して大正大学の魅力を伝え、学生を採用したいと思ってもらえるように努力することで、自分自身も大きく成長できると感じています。
就職活動中の皆さんにも、さまざまな業界や職種を探求し、自分の可能性を広げていく姿勢を持ってほしいです。新しい環境に飛び込むことで得られる経験や学びは、必ずや皆さんの将来に役立つものとなるでしょう。どんな挑戦も、自分を成長させるチャンスと捉え、積極的に取り組んでください。

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