先輩職員の声Member

変化することを意識して、常にベストな状況を目指したい

2016年採用

総合学修支援部 共通教育課

2016年に大正大学へ入職し、学生支援部に配属となりました。配属期間中、奨学金管理と学籍管理に関する業務に従事しました。学生と接することの喜びと、個々の学生に合わせた対応の難しさを実感しました。
その後に配属となった学長室企画調整課では、教員人事、寄付金、法人業務、学部設置などを担当しました。大学の企画・経営業務に携わることで、大学全体を俯瞰して業務を進める重要性を学びました。
2020年度には新型コロナウイルス感染症の影響で大学の全授業がオンライン化された際に、「オンライン授業サポートチーム」の一員として環境整備に携わりました。当時の部署業務と併行して遂行することは大変でしたが、貴重な経験となりました。
現在は、総合学修支援部に所属しており、FD(ファカルティ・ディベロップメント)の運営、チューター育成プログラム、カリキュラム運営の業務に取り組んでいます。物事の本質を理解し、目的に沿った業務運営や実施に日々努めています。

これまでのキャリア

2016年6月1日

学生支援部 学生課

奨学金管理、学籍管理

2018年6月1日

学長室 企画調整課

教員人事、寄付金・法人業務、学部設置

2019年7月1日

総合政策部 企画課

教員人事、寄付金・法人業務、学部設置

2022年1月11日~現在

総合学修支援部 共通教育課

FD運営、チューター育成、カリキュラム運営

配属部署は当時の名称です。

現在、担当している業務内容は

私は主にFD(ファカルティ・ディベロップメント)の運営と実施を担当しています。FDは大学教育の内容や方法の改善を図るための教員の組織的な取り組みであり、研修やセミナーの運営・実施を通じて教員を支援しています。
以前の担当業務とは全く異なり、正確性やスピードが求められる業務から、背景や現状を踏まえて考えて答えを出す業務に変わりました。当初は、思ったように業務が進まないもどかしさがありましたが、上司や教員など周りの方々の助けを借りながら知識を深め、FD担当として業務を全うできています。
これまで本学が築いてきたFD活動をさらに向上させるために、FD担当教員と協力しながら、受講する教員に実りある時間を提供できるように研修の運営・実施内容を日々検討しています。仕事は時に大変なこともありますが、感謝の言葉や「学びの多い時間となりました」という教員からのコメントが嬉しい瞬間です。
この業務を通じて、本学の教育と教員支援に貢献することで、学生の成長とサポートにつながることにやりがいを感じています。

業務で大切にしていることは

常に疑問を持つ姿勢
常に疑問を持つ姿勢を大切にしています。魅力のある大学にするために、「この業務は学生のためになっているのか?」、「本当にこのやり方は正しいのか?」と常に自問自答し、業務の目的や本質を見失わないように心掛けています。経験を積んだ担当業務でも1年前の自分が正しいとは限りません。状況によって変化することを意識して、今置かれている状況の中で何が学生にとって最適な方法なのかを考え、ベストな状態を目指しています。

スケジュール管理
入職1年目の時にスケジュール管理の重要性を先輩に教わりました。当時は奨学金担当で、期日を過ぎてしまうと学生に奨学金が支給されないなど、学生に影響がでてしまうため、事前に業務完遂までの期日を確認して、業務スケジュールを立てることを教えていただきました。
そのおかげでスケジュール計画・管理の習慣がつき、業務をスムーズに進めることができています。

印象に残っているエピソード

他大学の職員との交流です。 学生支援部に所属していた際、他大学の職員と学生生活関連業務を情報交換する研究会に参加しました。
この研究会では、他大学の状況や対応方法をうかがうことができ本学ならどう対応できるかなど、たくさんのヒントをいただき、視野を広げる機会になりました。
同時に、他大学の職員と交流を重ねるうちに親交を深めることができました。業務の相談だけでなく、社会人として悩んでいることや困っていることを相談できる仲になり、心の支えになりました。私が今でも職員として勤められているのはその方のサポートのおかげですし、今でも変わらず関係が続いていることはとても嬉しいです。

これから実現したいこと

人間だからこそできる大学職員業務の価値を見出したいです。
AIの発展は、私たちに新たな知識を授け、仕事の効率化をもたらしてくれましたが、AIには決して代えられない大学職員の業務があると考えています。
例えば、自身の経験や社会的背景を踏まえた経営改革、「人対人」だからこそ感じとれる相手の感情、相手のニーズに沿った柔軟な学生対応やアプローチなどが挙げられると思います。
これらの業務を推進していくために人間の柔軟性や適応性に加え、AIを利活用し共存することで、魅力ある大学を目指していきたいです。

オフの日のすごし方

私は月に2回、木工教室に通っています。
以前からものづくりに興味があり、木材製品が好きだったので、同僚からのアドバイスを受けて木工教室を始めました。
作品が完成するまでに時間はかかりますが、自分の手で世界に1つだけのオリジナル作品を製作することがとても楽しいです。
つい先日、初めて自分でデザインを考えた作品を完成させました。次はスツールに挑戦する予定です。木工技術を習得したことで、教室の時間以外にも設計図を書いて作品を作るなど、ものづくりの魅力にはまっています。
基本的には就業時間以外に仕事のことは考えないタイプですが、休日に好きなことに熱中できる時間を過ごすことで更に気分転換ができています。

Mes-
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就職を考えている
皆さんへ

みなさんは大学職員の業務にどのようなイメージをもっていますか?
私は実際に大学職員として働いてみると、学生時代に見ていた大学職員のイメージとは全く異なりました。想像以上に多岐にわたる業務ばかりで、学生の時に見ていた職員の業務はほんの一部でしかなかったんだなと痛感しました。学生のサポートだけでなく、教員の研究支援、大学経営など直接学生と接する機会が少ない部署もあります。ですが、どの業務においても最終的には学生の支援に繋がります。
どのような仕事に就いても苦労する時はあると思いますが、大学職員だからこそ様々な部署や業務を経験でき、また業務によって違うやりがいや喜びを感じられるのも魅力の1つだと感じています。
大学組織の仕組みを理解したうえで、学生のことを第一に考え、大正大学をさらに素晴らしい大学にしたいと意欲のある方とお会いできることを楽しみにしています。

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