心理学的視点を考慮しつつ社会学的に考察する、社会学的視点を考慮しつつ心理学的に考察する、社会学的および心理学的視点を考慮しつつ生涯教育学的に考察する。このように多面的・学際的な視点から人間の行動、心理、組織、社会を深く理解し、社会に貢献することのできる人材育成をめざしています。
研究キーワード
- 社会学
- 心理学
- 生涯教育
将来の活躍イメージ
- 公務員
- 教員
- 一般企業
学びの特色
多面的・学際的な視点を活かして、社会で活躍できる人材へ

きめ細かな指導と充実した研究設備

本専攻での研究視角は多様であり、学術的に未着手な研究課題も数多くあります。このような研究活動に対して学術的にきめ細かな指導を受けながら実証的な研究を行っていきます。心理学領域では脳波測定などが可能な実験室など研究設備が充実しています。

専門社会調査士資格の取得も可能

社会学領域では、質問紙調査、インタビューをはじめとするフィールドワーク、雑誌記事・投書・手記などのドキュメントの分析など、量的研究・質的研究において多様なアプローチが可能です。すでに、社会調査士を取得している人は所定の科目の単位を取得するなどの条件を満たすことによって専門社会調査士の資格取得も可能です。

各種研究法について基礎から指導

それぞれの研究課題に取り組むためには、基礎となる研究手法をしっかり身につけることが大事です。
本専攻では、各院生に必要な研究法を基礎から丁寧に学びます。
教員 PICK UP
担当科目
M心理学系演習
授業の特徴
発達研究に関する英語の文献を精読し、批判的に解釈していくことを学びます。文献を「読む」ということは、その論文の執筆者が展開している文脈にそって理解するということを意味するのではありません。問題とする現象を説明するために用いた仮説、データ収集の方法、データの分析、解釈が適切であるのか検討しつつ、同様の現象を説明するためのよりよい方策があるかどうか考えながら批判的に読むことが重要です。本演習では、各受講生の研究テーマに関連した研究を取りあげ、受講生自身の研究計画にも反映できるようにしています。
修士課程
人間科学的な視点から、幅広い視野で研究を深める
人間科学専攻博士前期(修士)課程は、以下のようなポリシーを持って運営しています。
- 1. 人間科学のもつ多角的な視角から、課題を考察
- 本専攻は、社会学、心理学、生涯教育またはこれらを横断する人間科学のもつ多角的な視角から、現代社会で表面化している問題、あるいは潜在する課題を考察していくことを目的としています。
- 2. 多様な手法による科学的な研究
- フィールドワーク、実験、質問紙調査、観察、ドキュメント分析など多様な手法を用いて科学的な研究を行います。
- 3. 全教員がサポート
- 主査、副査だけではなく、多様な専門性をもつ全教員が多角的な視点からアドバイスし、ディスカッションを重ねながらより幅広い視野で研究できるようサポートします。
取得できる資格・免許など
- 専門社会調査士
卒業後の主な進路
- 公務員
- 教員
- 一般企業