大正大学 スガモで育む日本の未来。

人間学研究科 人間科学専攻
心理学と社会学と生涯教育の視点から人間の行動、心理、組織、社会を理解する

心理学的視点を考慮しつつ社会学的に考察する、社会学的視点を考慮しつつ心理学的に考察する、社会学的および心理学的視点を考慮しつつ生涯教育学的に考察する。このように多面的・学際的な視点から人間の行動、心理、組織、社会を深く理解し、社会に貢献することのできる人材育成をめざしています。

研究キーワード

  • 社会学
  • 心理学
  • 生涯教育

将来の活躍イメージ

  • 公務員
  • 教員
  • 一般企業

学びの特色

多面的・学際的な視点を活かして、社会で活躍できる人材へ

きめ細かな指導と充実した研究設備
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きめ細かな指導と充実した研究設備

きめ細かな指導と充実した研究設備

本専攻での研究視角は多様であり、学術的に未着手な研究課題も数多くあります。このような研究活動に対して学術的にきめ細かな指導を受けながら実証的な研究を行っていきます。心理学領域では脳波測定などが可能な実験室など研究設備が充実しています。

専門社会調査士資格の取得も可能
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専門社会調査士資格の取得も可能

専門社会調査士資格の取得も可能

社会学領域では、質問紙調査、インタビューをはじめとするフィールドワーク、雑誌記事・投書・手記などのドキュメントの分析など、量的研究・質的研究において多様なアプローチが可能です。すでに、社会調査士を取得している人は所定の科目の単位を取得するなどの条件を満たすことによって専門社会調査士の資格取得も可能です。

各種研究法について基礎から指導
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各種研究法について基礎から指導

各種研究法について基礎から指導

それぞれの研究課題に取り組むためには、基礎となる研究手法をしっかり身につけることが大事です。
本専攻では、各院生に必要な研究法を基礎から丁寧に学びます。

PICK UP

長谷川 智子先生

  • 専門分野

    発達心理学、食行動の心理学

  • 研究テーマ

    乳幼児期の食行動と母子関係の検討
    食・睡眠・親子関係に関する健康教育プログラムの開発

人間の食は、生きるために必要であるだけではなく、食事場面における相互作用などの社会文化的な側面、健康を維持するために必要な側面など多様な学術領域から取り組むことのできる分野です。そのような食について、生まれたときからの授乳に始まり、人間の食行動が自律的におこなわれるには、親や仲間との間にどのような相互作用がおこなわれているのかについて研究しています。また、食行動を睡眠などの生活リズムや親子関係などとの関係の中に位置づけることによって、より健康的な生活を営めるような総合的な健康教育プログラムを開発しています。研究手法は,官公庁などの統計資料を踏まえて日本社会における様々な動向の変化を把握しつつ、行動観察、実験、質問紙調査、面接などの手法によってデータ収集し、心理学だけではとらえきれない人間科学的な考察を行っています。

担当科目

M心理学系演習

授業の特徴

発達研究に関する英語の文献を精読し、批判的に解釈していくことを学びます。文献を「読む」ということは、その論文の執筆者が展開している文脈にそって理解するということを意味するのではありません。問題とする現象を説明するために用いた仮説、データ収集の方法、データの分析、解釈が適切であるのか検討しつつ、同様の現象を説明するためのよりよい方策があるかどうか考えながら批判的に読むことが重要です。本演習では、各受講生の研究テーマに関連した研究を取りあげ、受講生自身の研究計画にも反映できるようにしています。

修士課程

人間科学的な視点から、幅広い視野で研究を深める

人間科学専攻博士前期(修士)課程は、以下のようなポリシーを持って運営しています。

1. 人間科学のもつ多角的な視角から、課題を考察
本専攻は、社会学、心理学、生涯教育またはこれらを横断する人間科学のもつ多角的な視角から、現代社会で表面化している問題、あるいは潜在する課題を考察していくことを目的としています。
2. 多様な手法による科学的な研究
フィールドワーク、実験、質問紙調査、観察、ドキュメント分析など多様な手法を用いて科学的な研究を行います。
3. 全教員がサポート
主査、副査だけではなく、多様な専門性をもつ全教員が多角的な視点からアドバイスし、ディスカッションを重ねながらより幅広い視野で研究できるようサポートします。

取得できる資格・免許など

  • 専門社会調査士

卒業後の主な進路

  • 公務員
  • 教員
  • 一般企業

教育方針

ディプロマ・ポリシー(DP)

人間科学専攻は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする大学院生を育成するために、人間科学専攻における教育課程を修了し、以下の資質・能力を備えた大学院生に学位を授与します。

知識技能
  • 現象をとらえていく上で必要とされる高度な専門知識、研究方法、学際的視野を身につけている。
  • 現象を科学的に分析するために必要とされる高度な調査実践能力、処理能力を身につけている。
思考判断表現
  • 現代社会で表面化している問題あるいは潜在する課題を人間科学の視点から考察した上で、どのようにすれば社会に適切に還元できるか適切に判断し、その成果を社会に公表することができる。
関心意欲態度
  • 科学的な手法にしたがって得られた知見から、専門家として問題解決に関わり、社会の発展に貢献しようとする意欲をもっている。

カリキュラム・ポリシー(CP)

人間科学専攻は、ディプロマポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている大学院生を育成するために、以下のカリキュラムを編成します。

教育内容
  • 社会学、心理学及び生涯教育分野において高度な専門知識を修得し、調査力・分析力・考察力及び主体的に研究を進める姿勢を涵養するために「人間科学特論」などの基礎科目、分野別科目として「社会学・心理学生涯教育系特論・演習」、「質的調査」などの資格科目に分けて系統的な科目配置を行います。
  • 専門科目に加えて、幅広い視野と知識を身につけることを目的として共通科目を編成します。
  • 個人的指導体制の確立を目指して研究指導計画に基づいた特殊研究を配置し、研究を推進します。
  • 学部において社会調査士を取得済みであれば、資格科目を履修することにより、専門社会調査士の資格を取得することが可能です。
  • 自らの研究における研究倫理を遵守できるよう、基礎科目、分野別科目、特殊研究を中心に科目を配置し、研究倫理教育を行います。
教育方法
  • アクティブラーニング:他者との協働によって問題解決に取り組んだり、発表したりする機会を設けています。
  • 少人数教育:専門的な知識や技能を身につけるために少人数の学習をおこなっています。また、専門演習や社会調査実習、修士論文については、その学習成果を報告書や概要集としてまとめたり、発表したりして表現しています。
  • ピアインストラクション:演習科目や講義科目において、大学院生同士が互いの理解を深め合い、他者を尊重する姿勢を育むために、大学院生同士で学び合うピアインストラクションを活用した教育を提供しています。
  • 修士論文研究経過報告会を実施することによって、人間科学的なアプローチによる複眼的な視点を持った研究が行えるように支援します。
評価
  • 修士課程での総括的な学習成果については、修士論文に対する口述試験を通して担当教員により評価することによって、DPで示された資質・能力の達成状況を評価します。
  • 修了時には、カリキュラム改善の指標とするため、大学院生生活全般に対する調査を実施し、カリキュラムを漸次的に見直します。
  • 修士課程の教育については、本専攻の学びの特徴に応じたカリキュラムアセスメントを実施し、随時改善します。

アドミッション・ポリシー(AP)

人間科学専攻は、ディプロマポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている大学院生を育成するために、以下の資質・能力を備えた大学院生を求めます。

知識技能
  • 社会学、心理学及び生涯教育の学術的な基礎知識を有している。
  • 社会学、心理学及び生涯教育の研究法の基礎を有している。
思考判断表現
  • 現代社会で表面化している問題あるいは潜在する問題を、社会学、心理学、生涯教育またはこれらを横断する人間科学の視点から考察することができる。
  • 人と密接に関わる実践的な職場経験などをふまえて、さらに人間・社会について専門的に考察することができる。
関心意欲態度
  • 実証的研究をするために必要な基礎的な知識と論理的思考を備えており、さらに専門性の高い研究を遂行する意欲をもっている。
  • 研究から得られた知見を研究対象や社会に還元し、貢献することに関心を抱いている

担当教員

専任教員 専門分野
教授 井出裕久 産業社会学、社会調査論
教授 今村成夫 図書館情報学および出版学
教授 内田英二 運動生理学、健康科学、分子遺伝学
教授 大野道夫 社会運動論、青年文化、文化の社会学
教授 澤口恵一 家族、ライフコース
教授 長谷川智子 発達心理学、食行動の心理学
教授 張江洋直 社会学理論、社会学方法論、社会学説史
准教授 荒生弘史 生理心理学・実験心理学
准教授 荒川康 環境社会学、地域社会学
准教授 谷田林士 社会心理学

カリキュラム

基礎科目

人間科学特論、データ分析法、心理学的測定法を基礎科目とする。

分野科目

主専攻とする分野の科目は、特論型と演習型があるが、単位上、両者の区別はない。

大学院社会学分野の単位互換制度について

本学では、茨城大学・大妻女子大学・駒澤大学・埼玉大学・上智大学・成蹊大学・専修大学・創価大学・千葉大学・中央大学・都留文科大学・東洋大学・常磐大学・日本女子大学・日本大学・法政大学・武蔵大学・明治学院大学・明治大学・立教大学・立正大学・流通経済大学の22大学の大学院社会学および社会学関係専門科目を開講している専攻間に「大学院社会分野の単位互換制度に関する協定」を締結しています。協定校で修得できる単位は、在学中10単位を限度とし、修了に必要な単位として認定します。募集は、原則毎年4月初旬に研究室を通じて行います。

特殊研究・課題研究・研究指導・実践分析研究・事例研究について

1年次からの必修であり、修了までのあいだ、継続的に履修しなければなりません。また科目の履修にあたっては専攻の指導にしたがってください。ただし、修了要件として認定できる単位数は修士課程8単位・博士後期課程12単位までとします。

人間科学専攻別科目一覧(修士)

科目区分 学期 科目名 単位 担当教員 必要単位
基礎科目 M 人間科学特論 2 山内 兄人 2科目4単位以上選択必修
M データ分析法 2 澤口 恵一
M 心理学的測定法 2 荒生 弘史
分野科目 M 社会学系特論A 2 井出 裕久
  M 社会学系特論B 2  
  M 社会学系特論C 2  
  M 心理学系特論A 2  
  M 心理学系特論B 2  
  M 生涯教育系特論 2
M 社会学系演習A 2 大野 道夫
M 社会学系演習B 2 荒川 康
M 心理学系演習A 2 荒生 弘史
  M 心理学系演習B 2
  M 生涯教育系演習A 2
  M 生涯教育系演習B 2
M 多変量解析法 2 澤口 恵一
M 質的調査法 2 井出 裕久
M 人間学特論A 2 内藤 いづみ
M 人間学特論B 2 内藤 いづみ
  M 人間科学特殊研究 4   2年にわたり8単位必修

※合計30単位以上修得すること。

博士論文

  • 社会教育行政の施策が地域の教育力向上に与える影響ーソーシャル・キャピタルを教育資源として活動するプロセスー

修士論文

  • 看護学生の障害者に対する態度 ―その形成および変化の過程―都市青年学級の歴史と展開
  • 日本における聖霊運動の実証的研究
  • 社会的ジレンマ問題の解決に向けて
  • 在宅介護者の社会的フィードバックへの対処方略と主観的幸福感の関連
  • 被虐待経験をもつ非行少年への支援 ―親子関係再構築の視点から―
  • 職業キャリア上の移行のタイミング
  • アメリカ合衆国における日本人移民の社会教育研究
  • 死に関する臨床社会学 ―文化ケア理論からみた臨終ケア―
  • 終末期医療と看護師のストレス
  • 価格に対する消費者の判断過程の分析
  • 知的障害者の就労における仕事の生き生き感に関する要因について ―養護学校における支援のあり方の検討―
  • 妊娠時におけるパーソナル・サポート
  • 職場のメンタルヘルスに関する一考察-盛岡市周辺の勤労者を中心にして-
  • 家族の凝集性に関する研究 -父親(夫)の視点から-
  • 目撃証言における人物同一性識別に関する実証的研究
  • 幼児のうその発達心理学的研究
  • 市町村における保健推進員活動の支援に関する研究
  • 職業キャリアおよび労働環境の職務満足感への影響 ー埼玉県内の訪問看護師の場合ー
  • 感情の変動と楽観性、生活リズムとの関連についての心理学的研究
  • 親による子どもの障碍受容についての心理学的研究
  • 近代日本における「主婦」の誕生とその展開
  • 親密性がノンバーバールコミュニケーションのシンクロニーに及ぼす影響
  • 成育キャリアと職業キャリア ー「新聞配達販売」職従事者の場合ー
  • 小学校教員の教職充実度に関する研究ー地域差の視点から
  • 乳幼児期の情動表出と母子相互作用の縦断研究

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