キャリア・就職お知らせ

『キャリア探究A・キャリア育成特設講座』第6回目の授業を開催しました

第6回目となる『キャリア探究A・キャリア育成特設講座』を5月22日（月）に開催いたしました。
※本講座は、3年生を対象として主に大手企業に勤務される方や代表の実体験に基づく経験から「仕事の面白さや辛さ」、「働くとは何か」を考え、
     将来の就職活動に向けて働くことの意義や仕事（職業）の選択の考え方を学ぶことが目的です。

今回は、鉄道機器株式会社の代表取締役 吉田晃様を講師にお招きしました。

鉄道機器株式会社は、1914年、鉄道用分岐器類の製造メーカーとして、東京・月島で創業。
JR各社、全国各都市の交通局、私鉄各社の分岐器を製造している企業です。
分岐器とは鉄道の線路において線路を分岐させ、車両の進路を選択する装置であり、わたしたちの日常生活に密接に関わっています。

講義では、「自己分析とは」と「仕事研究」をキーワードに、自分がなんのために働き、何をしたいのか、吉田様が新卒で銀行に勤務されていた人脈や経験が今も仕事で生きていることをふまえ、人は仕事や人間関係を通して成長し、蓄積されていくことや、積み重ねた時間・経験の大切さをお話しいただきました。

受動的に業務を遂行する作業者ではなく、お客様が何を求めているのか、お客様の声に耳を傾け、調査し、
お客様のニーズに合わせて商品を提案していくことが大切であり、自己分析や企業分析が出来ていないと、お客様のニーズは分からないということも学びました。

他にも、就職活動の軸や、仕事を選ぶ、仕事を知るためのヒントとして、４冊の本を紹介していただきました。

1、寺島実郎著「何のために働くのか」

2、リンダ・グラットン著「WORK SHIFT」

3、船井総合研究所著「このビジネスモデルがすごい！」

4、渡辺正裕著「１０年後に食える仕事 食えない仕事」

就職活動中、就職してからも、今後生活していく上で、ヒントになることがたくさん載っています。
ぜひ、読んでご自身の就職活動にいかしてください。