
仏教学部 仏教学科仏教学コース
仏教の智慧を活かし社会を、人生を、よりすばらしいものに。
こんなキミに学んでほしい
- 仏教への関心、高い学習意欲と問題意識を持ち、主体的に学ぶ姿勢のある人
- 論理的に思考し、自分の考えを的確に表現できる人
- 仏教の精神を自分のものにして、地域や社会に貢献したいと考えている人
- 仏教の思想と文化を、深く追究したいと思っている人
この分野が学べます
- 仏教学
- 仏教思想
- 仏教文化
このコースのめざすこと
ブッダにはじまった仏教は、インドから、中国、日本へ伝わり、そして今では世界に広まっています。そして各地でその土地の宗教、文化と融合しながらさまざまな影響を与えてきました。仏教学コースでは、ブッダの教えを通じて現代社会を生きるための智慧を学びます。「宗教離れ」が指摘される現代だからこそ、仏教を学ぶことには大きな意味があります。仏典を読み解くために言語を学び、仏画・仏像といった文化への理解を深めることで、教員や学芸員といった仕事に活かすことができるでしょう。

このコースのポイント
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ゼロから学ぶので、仏教の知識は不要
はじめて仏教に触れる学生のために、仏教学コースの学習は仏教学や仏教文化の基礎知識を修得することからスタートします。授業では本学の教員が書き下ろした独自の教科書を使用。体系的にじっくりと学びを深めていくので、入学時に仏教に関する特別な知識がなくても心配することは一切ありません。興味と関心だけを持って臨んでも大丈夫です。
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日本人と仏教の関わりの深さを知る
仏教が海を越えて日本に伝来したのは、いまから約1500年前のことでした。その後、ブッタの教えは時間の経過のなかで日本の文化に徐々に根づくようになり、いつしかみなさんの生活と密接に関わるようになりました。そうした日本人と仏教の関係について、これまでの歴史を紐解きながら学習していきます。
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世界中に波及している仏教の影響力を知る
仏教はいま、アジア諸国だけでなく、広く欧米にまで影響を及ぼしています。本コースの講義で世界各地の仏教文化を考察することは、仏教の歩んできた歴史や広まり、日本での在り方についても理解を深めることとなるでしょう。多くの教員が海外との学術交流を行っているため、仏教を世界に発信する術も学べます。
在学生が教える、こんな学びがおもしろい!

カリキュラム・授業内容
1・2年次は、インド仏教や大乗仏教、中国仏教、日本の仏教をそれぞれ学びます。並行して、仏教典籍に用いられる漢文やサンスクリット語、チベット語、パーリ語などを学習。仏教学研究の基礎を築きます。そして3・4年次には、各人の興味に応じて思想系、美術・文化・教養系、現代社会系などを専門的に学び、卒業論文・卒業研究につなげます。
期待される主な進路
- 美術・芸術関連、学芸員
- 公務員、公的施設職員、社会教育主事など
- 教育機関、教育産業
- 教員、大学院での研究
- 博物館、資料館、図書館などの職員
- 福祉施設、医療施設
- その他一般企業
宗教者だけでなく、大学院への進学や教員・公務員としての道、一般企業への就職など、幅広い可能性があります。日本文化の根底にある仏教思想を体得することで、さまざまな分野での活躍が期待できるでしょう。
進路選択に役立つ資格や教員免許状を取得できるよう教育課程を編成しています。
カリキュラム・授業内容教育方針
ディプロマ・ポリシー(DP)
仏教学科は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成するために、仏教学科の教育課程を修了し、以下の資質・能力を備えた学生に学位を授与します。
知識・技能 |
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思考・判断・表現 |
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関心・意欲・態度 |
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カリキュラム・ポリシー(CP)
仏教学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、仏教学コース、宗学コース及び国際教養コースにおいて、以下のカリキュラムを編成します。
教育内容 |
(1)仏教を中心とした思想・歴史・文化に関わる幅広い知識と研究方法を身につけ、またそれらを現実社会の中で活用できる能力を身につけるために、各学年において、仏教学・宗学・国際教養の諸分野を学ぶ科目を配置します。 基礎部門 釈尊から日本に至る仏教の歴史と思想の全体像を体系的に把握するための科目と、少人数教育により仏教学・宗学・国際教養それぞれの基礎知識の習得をはかる科目を配置します。 専門・応用部門
(2)多面的に思考判断し、他者や地域社会に向けて論理的・創造的に表現する能力を身につけるために、1年次から4年次にわたって、基礎ゼミナールや専門研究などの科目を設けます。 (3)いずれの科目においても、多様な価値観を認め、他者と協働しながら、修学内容を主体的かつ実践的に活かそうとする姿勢を育てることを目的とします。 |
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教育方法 |
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評価 |
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アドミッション・ポリシー(AP)
仏教学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下の資質・能力を備えた学生を求めます。
知識・技能 |
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思考・判断・表現 |
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関心・意欲・態度 |
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