
仏教学部 仏教学科仏教文化遺産コース
最新テクノロジーで、仏教文化遺産の魅力に迫る。
こんなキミに学んでほしい
- 仏教学・美術史学・文化財学など幅広い専門分野から学びたい人
- 最新技術を駆使し、設立四宗派と時宗がもつ文化遺産から学びたい人
- 京都・奈良などを中心としたフィールドワークから学びたい人
この分野が学べます
- 仏教学
- 美術史学
- 文化財学
このコースのめざすこと
仏教を中心とした文化遺産に関する幅広い知識を身につけ、最新テクノロジーを活用し、新しい分野を切り開く意欲のある人。最新テクノロジーによって保存・表現し、人々の心に伝えていくため、仏教学科と歴史学科が連携し、2023年度「仏教文化遺産コース」を開設します。このコースでは、国内外で調査・検証のフィールドワークを展開しながら、仏教が生み出した建築や芸術、芸能、文芸など、日本の文化に影響を与えてきた仏教文化遺産を研究します。
仏教学科、歴史学科の教員に加え、多様なフィールドワークを行いながら、各地の寺院関係者、博物館、地域有識者、事業家など「さまざまな人から学ぶこと」を重視しています。

仏教学科 中村 夏葉 専任講師
このコースのポイント
-
仏教の学びを基にした文化遺産へのまなざし
仏教信仰の中で生み出されてきた文化遺産を深く学ぶためには、文化財や文化遺産に関する専門知識だけではなく、仏教の知識も必要です。仏教の歴史や考え方についてゼロから学び、その知識を文化遺産の学びへと展開させていきます。仏教学に精通した教員陣がそろっており、仏教を初歩から体系的に学ぶことができます。
-
文化が生み出された現場を見て・感じ・考える
実践的に文化遺産へアプローチするために、フィールドワークを展開します。文化が生み出された現場に立ち、実際のモノを見て触れることによって、座学からだけでは得られない情報や感覚的な気づきがあります。日本の仏教文化の基礎となる京都や奈良でのフィールドワークの他、様々なプログラムを計画しています。
-
最新テクノロジーを活用して文化遺産を学び、次代へつなぐ
高精細デジタル技術をはじめとする最新テクノロジーを活用して文化財を分析する方法を学び、鋭い観察眼と考察力を身につけます。そうして得られた知識や情報と成果を、次にどのように人々へ伝え、社会へ還元することができるか、を考え実践していきます。
カリキュラム・授業内容
このコースでは、1・2年次からインド・中国・日本の仏教を基礎から学びながら、平行して多彩なフィールドワークを「学び」の中心に配置しています。これは、知識と実践の融合により、知識を深めていくことを目指しています。3・4年次では、最新のテクノロジーを活用した学びなどを含め、各人の興味に応じた分野を専門的に学び、卒業論文・卒業研究へつなげていきます。
期待される主な進路
- 地方官公庁
- 文化事業者
- 観光業者
- 寺院関連業
- 仏教関連団体職員
- 地方マスメディア
- 文筆業
- 学校教員
- NPO・NGO
- 学術研究者
- 博物館学芸員
宗教者だけでなく、大学院への進学や教員・公務員としての道、一般企業への就職など、幅広い可能性があります。日本文化の根底にある仏教思想を体得することで、さまざまな分野での活躍が期待できるでしょう。
教育方針
ディプロマ・ポリシー(DP)
仏教学科は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成するために、仏教学科の教育課程を修了し、以下の資質・能力を備えた学生に学位を授与します。
知識・技能 |
|
---|---|
思考・判断・表現 |
|
関心・意欲・態度 |
|
カリキュラム・ポリシー(CP)
仏教学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、仏教学コース、宗学コース及び国際教養コースにおいて、以下のカリキュラムを編成します。
教育内容 |
(1)仏教を中心とした思想・歴史・文化に関わる幅広い知識と研究方法を身につけ、またそれらを現実社会の中で活用できる能力を身につけるために、各学年において、仏教学・宗学・国際教養の諸分野を学ぶ科目を配置します。 基礎部門 釈尊から日本に至る仏教の歴史と思想の全体像を体系的に把握するための科目と、少人数教育により仏教学・宗学・国際教養それぞれの基礎知識の習得をはかる科目を配置します。 専門・応用部門
(2)多面的に思考判断し、他者や地域社会に向けて論理的・創造的に表現する能力を身につけるために、1年次から4年次にわたって、基礎ゼミナールや専門研究などの科目を設けます。 (3)いずれの科目においても、多様な価値観を認め、他者と協働しながら、修学内容を主体的かつ実践的に活かそうとする姿勢を育てることを目的とします。 |
---|---|
教育方法 |
|
評価 |
|
アドミッション・ポリシー(AP)
仏教学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下の資質・能力を備えた学生を求めます。
知識・技能 |
|
---|---|
思考・判断・表現 |
|
関心・意欲・態度 |
|