表現学部 / 表現文化学科ライフデザインコース

身近な”興味”から新たなライフスタイルをつくる。

ライフデザインのはじめの一歩は、最も身近な自分の生活を変えてみること。それがたとえ小さな変化でも、世の中に大きな変革をもたらす可能性を秘めているのです。

21世紀の生活環境楽しくデザインする

  1. POINT 1

    多彩なゲストスピーカーが社会のリアルを紹介

    さまざまな業界の第一線で活躍するプロデューサーやディレクター、コンセプター、マーチャンダイザーなどを招き、新たなライフスタイルの創造に必要な“術”を学びます。

  2. POINT 2

    実践的かつ創造的に多彩なアウトプットに挑戦

    ライフデザインコースの学生が制作したカードゲーム「それ、あるんじゃない?」が、株式会社アーテックより商品化されました。ライフデザインコースでは積極的に企業とコラボし、学生時代から社会にコンテンツを提供できるクリエーターを輩出しています。

  3. POINT 3

    創造の原点は自分の知識や思考プロセスの編集作業

    「ライフデザイン」とは、暮らしの構成要素を“編集”する作業。その出発点となるのは、自らの経験に基づく知識を社会に役立つ知識へと“編集”する作業です。

街 × デザインライフデザインの多彩な学び 街 × デザインライフデザインの多彩な学び

実践的なワークショップでクリエイティブ能力を高める

専門ゼミナール(ライフデザイン)では、実際にモノを作るワークショップを通し、多様な表現方法を修得していきます。仲間と知恵を出し合いながらアナログゲームなどを制作し、多くの経験を積みます。

「縁食」をテーマに古民家でイベントを開催「PBLⅢ

地域の商店街やお店とコラボして、イベントを企画運営。人と関わりながら形のないものをデザインしていく経験を通して、スペシャリストとしての「創造性」と、ジェネラリストとしての「協働」を融合させる力を養います。

  • PBL=Project Based Learning(課題解決型学習)

「大学生活の集大成」作品作りから卒業制作展の開催まで

4年生が集大成としての発表を行う「卒業制作展」を、3年生が企画・運営。ゼミで培ってきたデザインスキルや地域とのつながりを生かし、SNSを活用した集客力も発揮しながら、イベントを成功へと導きます。

ライフデザインを通じて多彩なスキルを身につける

人と関わりながら
未来をデザインする力

「食」「街」「住まい」「ファッション」「遊び」「地域課題」など、さまざま視点から私たちの生活を考え、より良いものへと変えるアイデアや企画の実践力を身につけます。

企画したイベントに
集客するためのPR力

プロ仕様のグラフィックソフトを使ったポスター制作やSNSでの情報発信など、具体的なスキルも身につけ、自己満足な表現では終わらせません。

興味や好奇心から生まれる発想力

講義で得た知識だけではなく、自身の興味や好奇心をかけ合わせることで、これまでにない新たなアイデアが浮かんでくるはずです。

ライフデザインコースの目指すこと

2020年に開講された「街文化プランニングコース」は、都市ブランディング、街マーケティング、商業施設計画、商品開発、地域イベント、都市観光などをテーマに、修学を進めてきました。そして今回、表現学部2学科制を契機に、その周辺の活動領域を取り込みながら、さらに研究学修の総合化を図るため、「ライフデザインコース」に改称することとなりました。現在マスメディアでも大きなテーマとなっている食文化をはじめ、住環境(リビングスタイル)、ファッション文化、生活社会環境(ウエルネス)、遊びの文化、リゾート観光研究など、新しいライフスタイルをデザインするための、先端的研究学修を実施します。

カリキュラムの特徴

1年次に専攻する表現基礎コースでは、街文化を築くために必要な基礎知識を修得。2年次以降は、教員や学外のスペシャリストによる指導のもとで専門的な領域へと学びを広げるとともに、広告表現やWebデザインなど街をPRするために必要なスキルも身につけていきます。そして4年次には、学びの集大成として卒業制作や卒業論文に取り組みます。

ピックアップ授業

ライフデザイン演習B

表現的態度と鑑賞的態度の双方の視点を持ち、都市や街をさまざまな文脈のある多面体として捉えた上で、地域おこしの具体例を多元的・多角的に考察。街文化創造のために必要な特異性(ユニークネス)を探ります。

専門ゼミナールⅠ

まちづくりにおける多様な課題解決には、斬新なアイデアを活かしたアクションが必要。具体的かつ論理的に自分のアイデアを分析し、相手に合った言葉で効果的にプレゼンテーションを行うスキルを身につけます。

ワークショップⅠ(ヨシムラヒロム)

街を探索して多くの表現を知り、新たな視点を獲得するとともに、コラージュをはじめとする「フォトショップ」の技術を修得。表現力や創造性を伸ばし、クリエイターとしての将来に活かせる感覚とスキルを身につけます。

ライフデザイン演習A

第一線で活躍するゲストとの対談形式で街の事例を分析し、因数分解のように魅力の要因を分解して可視化。魅力ある街づくりのプランニングと発信につなげるために、フィールドワークやグループワークも実施します。

街文化プランニング演習E-1(街文化)[QT1](影山裕樹)

都市部の文化イベントや施設のノウハウを生かして、地域で商店街活性化や公共空間の利活用に取り組む人々が増えています。こうした活動の実例や、自分たちで始めるために必要なノウハウについて、イベント運営を通じて学びます。

表現研究D

新たな気づきを得るための視野を養い、大小さまざまな気づきの整理や情報構造を理解するために、ノートに集積・定着させる方法を解説。その内容を論理的に説明する力を高め、クリエイターとしての資質を磨きます。

期待される主な進路

  • シティ・コンセプター
  • ショップ・ディレクター
  • ストリート・プロデューサー
  • イベント・プランナー
  • 商品開発者
  • コミュニティデザイナー

街文化を提案・創造するためには、さまざまなカテゴリーを横断することになるため、自然とプロデュース力が磨かれます。また、プロジェクトを通じて得た人との繋がりは、社会に出たときに大きな力となります。

GO TOP