就職・キャリア形成その先の未来へ
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キャリア・就職お知らせ
キャリア育成特設講座A 9回目が開催されました。
今回の講義では、北野建設株式会社 人事本部次長 中村忠弘様にご登壇いただき、「建設業・北野建設について」「企業に求められること」「学生に求められること」についてお話いただきました。建設業界についてのお話では、全産業の内7.5%が建設労働者として働いており、職人や設計者、施工管理者等の様々な仕事があるとのこと。また今後の業界動向として、時短の導入や作業のIT化、女性技術者の活躍や外国人労働者の受入れなどの変化についてもお話いただきました。
北野建設株式会社様は、現代建築から社寺・伝統建築、土木事業、まちづくり、海外プロジェクト等、多岐にわたる領域で施工管理を手掛けている企業様です。
授業内では、これまでに建設に携わったお寺や学校、橋やトンネルなどを写真でご紹介いただいたほか、プロのスキーチームやソロモン諸島での建設工事やインフラ整備等の社会貢献活動についてもご説明いただきました。
社会があっての企業活動があり、企業活動あっての社員生活がある。企業としての社会的責任を果たすために、社員一人ひとりに目を向けつつ、企業活動を通して社会貢献を果たしていくことが役目であるというお話を聞いて、学生達は企業の社会貢献活動について感じたこと、気になったことをその場で質問する等、関心をいただいている姿が印象的でした。
また、学生に求められることについては、会社や社会に貢献できるために主体性を持ち、失敗や変化を恐れずチャレンジしていくことが必要になるとお話いただきました。今後はAIによる事業変化のため、単純な作業をこなすのではなく、「判断」をしていくことが求められます。自らが「判断」して企業活動を遂行できるように、明確な目標を持って自身のキャリアを形成していく目線が大切であり、学生達も他人事ではないと感じながら、真剣に聞いていました。
学生達には、建設業を通して今後のキャリアについて、多くの知見が得られた100分間となりました。