地域貢献・国際交流「まち」が大学になる、大学が「まち」になる
国際お知らせ
ミュンヘン大学日本文化研修④
9月11日、12日の一泊二日で高尾山での仏教研修が行われました。初日は早朝より山頂を目指して高尾山麓を出発しました。滝行を経験する予定でしたが、数日前に来た台風の影響で、滝へと続く道が封鎖されてしまい、残念ながら滝行を行うことはできませんでした。
登頂中は「六根清浄」と繰り返し唱え、自身の六根(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、意識)を清めました。当日は気温が高く、なかなか過酷な登頂となりましたが、留学生全員無事に山頂へとたどり着くことができました。
登山道にて 高尾山山頂にて
その後、宿泊先でもある高尾山薬王院へと向かいました。薬王院では精進料理をいただき、月輪観や護摩修行の見学、諸堂参拝を行いました。月輪観は瞑想の一種で、満月を心に思い描きながら、自分自身を見つめ直します。また、護摩修行は護摩木を焼いてご本尊にお祈りを捧げる修行です。護摩修行の迫力に圧倒されるとともに、静寂な雰囲気のなか月輪観を通して自分自身を見つめ直すことができました。
2日目には、写仏や腕輪念珠作りを体験しました。留学生にとってはどちらも初めての経験でしたが、それぞれ集中して取り組んでいる様子でした。特に腕輪念珠作りが好評で、腕輪念珠を複数個作り、研修外でも身に付けている留学生が多かったです。
写仏の様子
腕輪念珠作りの様子
身をもって仏教を体験し、充実した二日間となりました!
様々お世話になった高尾山薬王院の方々に、感謝申し上げます。