地域貢献・国際交流

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協定留学生ブログ 金剛大学校(韓国)から

約10か月、頑張っていきたい!

こんにちは。8月29日から韓国の金剛大学校へ留学中です。

まず、このご時世に留学を許可していただいた大正大学をはじめ受け入れていただいた金剛大学校に感謝申し上げます。

金剛大学校は首都のソウルから公共交通機関を使って約3時間半かかる論山市という韓国のだいたい真ん中あたりに位置する場所にあります。金剛大学校自体は山の麓にあって、かなり田舎です。歩いて行ける距離にはコンビニどころかスーパーマーケットもありませんがなぜかチキン屋さんだけはあります。とはいえ、バスは通っているので1時間に1本しか来ませんがゆったりとした田舎ライフを送っています。

さて、生活についてですが金剛大学校ではほとんどの学生が学校の寮で生活しています。最近の流行り病のせいかおかげか、元々2人部屋だったお部屋を1人で使っています。本来であれば現地学生と相部屋だったようですが、私は1人っ子ということもあり1人の時間が必須な人間なので精神的に安定した生活を送れています。お部屋にはベッド2台、机2台、クローゼット2台、靴箱、エアコン、シャワー・トイレ室がついています。1人で使うには十分すぎるくらい広いお部屋です。また、共用スペースですが食堂、洗濯室といった生活に欠かせないものだけでなく、大きいものではありませんがジム、カラオケ、卓球場、ビリヤード場があり、誰でも使うことが出来ます。カラオケは5分500w(約50円)で、日本の最新の曲も歌えます。それ以外の施設はどれだけ使っても無料です。

次に学校生活ですが、私の平日のだいたいのタイムスケジュールを載せてみました。

 

8:30~
12:20

語学堂

(教材)

語学堂

(教材)

語学堂

(TOPIK)

語学堂

(教材)

語学堂

(教材)

13:00~16:00

学科授業

 

 

 

学科授業

16:00~19:00

 

学科授業

サークル

サークル

 


上の通り、午前中はがっつり韓国語を語学堂で学んでいます。金剛大学校では初回の授業で受けたテストの出来に合わせて初級・中級・高級の3つのクラスに分かれていて、私は高級に所属しています。来る子たちのレベルに合わせてクラス分けをするようなので毎年各クラスのレベルは異なるような気がします。

かなり田舎の学校だからか日本人は私を含めて2人しかおらず、珍しいことに中国人が1人もいません。そしてなぜかブラジル人がとても多くて10人以上います。あとはポルトガル人、フィリピン人、インドネシア人、マレーシア人と多国籍な中で勉強しています。金剛大学校への留学を考えている場合は韓国語を学びに来ているのだからと韓国語だけで生きようとすると外国人同士でコミュニケーションが必要なときに困るので、ある程度の英語力と積極性を身につけておくとより楽しめると思います。

協定留学では必須の専攻科目の授業に関してですが、私は今学期3科目現地の学生と同じ学科の授業を受けています。午前中も学科の授業は行われていますが、語学堂に通うことを選択した場合は授業時間が被るため午前授業の受講が出来ません。

現在受けている授業ですが1つは日本への就職を考えている学生が受ける日本語専攻の授業を日本人の先生から日本語で受けています。たまに日本語を韓国語に訳す問題を出されますが完全に授業内で使う言語は日本語なので週に1度のリフレッシュタイムとして過ごさせてもらっています。残りの2つは私の専攻の社会福祉の授業です。どちらも大まかな社会福祉の内容を勉強する科目なので日本で授業を受けていた時に聞いたことのあるワードもいくつか出てきますが、まだまだ専門的なものを学ぶには知らない単語が多すぎて日々予習と復習に追われる毎日です。それでも、論文などの少し難しい専門的な文書を少し読んだことがあったのでなんとか希望は見えています。

金剛大学校特有のパートナーシッププログラムについてもお話ししたいと思います。現地の日本語、英語を学びたい学生とだいたい1対1で学校で割り振られた人とパートナーを組み、お互いの言語交換をするプログラムです。日本人は今回2人しかいないのでそれぞれ2人ずつパートナーがいます。私は男の子2人とペアで課題を手伝ってもらったり、困ったことがあった時に手伝ってもらったりしています。そして、このプログラムのさらにいいところはお給料がもらえます。しっかり日本語だけでなく、文化や歴史についても教えられたらいいなと思っています。

最後に今後の目標ですが、現地の友達をもっとたくさん作るということです。まだ現地の学生との触れ合いが少なく韓国に来たという感じが正直していません。なんとか積極的に話しかけて何人かと連絡先は交換できたのですが、まだ現地の子たちと直接会話することに怖さがあります。少しずつパートナーと話していくことで慣れつつ、自分に自信をつけていけるように残り約10か月、頑張っていきたいと思います。

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