地域貢献・国際交流

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協定留学生ブログ 東国大学校(韓国)から

新学期の履修登録

韓国の大学では3月2日から新学期が始まりました。
卒業式や入学式は日本の大学より1か月早く行われます。

そのため、履修登録は授業が始まる2週間前から行われ、大正大学と同じように授業が始まって1週間は履修登録の修正期間が設けられます。

履修登録のシステムとしては、履修登録をする専用のホームページがあり、学年によって決められた日時によりアクセスし、先着順で登録できるかどうかが決まります。

大正大学では専攻の科目と抽選科目が分けられていますが、韓国にあるほとんどの大学は全ての科目が先着順で決まるため、1秒の差で講義の争奪戦が繰り広げられているのです。
そのため、大体の学生はネットの速度が速いPCバン(ネットカフェ)を利用するそうです。

私は履修登録の期間は寮に住んでいたので、寮の1階にあるパソコンで登録を行いました。

大学のパソコンは全体的に回線が遅いので、ホームページに繋がりにくく、私が登録したかった専攻の科目は全て【待機申請】になってしまいました。

☆待機申請となっている専攻の3科目

この【待機申請】というのは、定員人数に余りができたら順番に連絡してくれるというシステムです。
開講して1週間以内に、すでに登録をしている人の中で履修を取り消した人がいたら満員だった定員に空きが出ます。
そのため、待機申請○番目というように表示され、待機申請の中でも早く申請した順に案内がきます。

私は残り1学期しか授業を受けることができないので、国際交流センターに行き、待機申請になっている科目をどうにか履修できないか相談しに行きました。

解決策として、初回の授業が終わった後、履修する科目の教授に直接「交換留学生で受講をしたい」という旨を伝え、許可がもらえれば国際交流センターで登録を行える、と教えてもらいました。

私は教えてもらった通り、初回の授業に出席し、直接教授に話をし、希望していた科目は全て履修できることになりました。

私が今学期、以下の科目を受講します。

・中国語(初級)
 台湾、香港、中国の友達ができ、
 韓国語で中国語を学んでみたいと思ったため。
・ソフトウェアと未来社会
 教養の授業の中で興味があったため。
・映画映像制作ワークショップ
 韓国人の学生と作品作りをする(留学本来の)目標があったため。
・アジア映画分析
 アジア映画に絞っての授業に興味があり、
 教授の授業を受けたことがあった学科の友人に勧められたため。

だいたいの授業は90分の授業を週に2回しますが、私は所属している映画映像学科の授業のほとんどは週に1度、180分授業で行われます。

また、学生が授業やサークル、教授について、匿名で書き込みができる《dyeon》というコミュニティーサイトがあり、履修登録をする際に参考にして登録を行う学生も多いそうです。

日本とは違う履修登録の申請に戸惑いながらも、前の学期より分かるようになった語学力で授業を受け、理解できることも増えたため、新鮮な毎日です。
グループ制作や発表など、今後苦労し、努力しなければいけないことも増えますが、心を新たに新学期を乗り越えていきたいです。

                                                             

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