地域貢献・国際交流「まち」が大学になる、大学が「まち」になる
協定留学生ブログ 東国大学校(韓国)から
9・10月分 東国大学 前半の生活とイベントの振り返り
東国大学へ協定留学で派遣された学生から報告がありました。大変濃い日々を過ごしているようです!覗いてみましょう♪(国際担当T)
——————-
あっという間に過ぎてしまった9月10月の出来事や学びを振り返っていきます
9月
・履修登録、授業がスタート
・部活紹介イベント、サークル加入
・留学生プログラム 野球観戦
・1ヶ月生活してみて
10月
・学祭、アーティスト公演
・サークルのイベント
・外国人登録
・中間試験
9月
・履修登録、授業がスタート
韓国の履修登録は先着が基本。前もって興味のある授業を調べたり単位の計算を済ませつつ、先着で戦います。本当に激戦ですが、交換留学生の場合は教授に直接メールをして交渉すれば受講させてもらえる可能性もあります。
いくつか修正期間で変更したりもしましたが、デザインを学んでいる広告広報学科の私が最終的に受講しているのは
・学科の専門授業(広告代理店の教授の授業と、ニューメディア学の授業)
・美大 芸術学部の授業(西洋画学科の実技授業)
・留学生用TOPIK(韓国語能力試験)の授業
です。
語学堂も迷っていましたが、今回は正規で学びたい分野が多かったため、念のため留学前にTOPIK5級を取得し専門の授業を優先で取っています。
語学堂との併用も可能ではあるものの、ほとんどの正規授業と時間が被っているため実質難しいように感じました。
美大の授業は、本来留学生は対象外でしたが、希望授業の教授にメールで交渉し無事受講させていただくことができました。
授業はすべて韓国語なためまだわからない単語もある中ですが、とても刺激になっています。授業内容の密度も毎時間とても濃く、語学はもちろん専門分野としての学びもとても大きいです。
・部活紹介イベント、サークル加入
9月頭にグラウンドで全サークルの出店式紹介イベントがありました!
私は韓国人が留学生に韓国語や教科書では学べないような文化を授業してくれるサークル「ハラム」に加入。毎週土曜日にクラスがあり、毎回おすすめの近所のお店にランチを食べに行き、カフェに行ったりそのまま遊びに行ったりします。一番韓国人の友達や交流が増えた環境で、現地大学生の生活を楽しみながらも語学力を伸ばすことができます。
とってもおすすめです!
月に1回イベントデーもあり、ロッテワールドや美術館、チマチョゴリ体験、ピクニックなどもみんなで楽しむことができます。
・留学生プログラム 野球観戦
サークルとは別で、入学時に自動的に参加できる留学生の交流プログラムがあります。不定期でいろんなイベントを開催してくれて、留学ならではの文化を体験できます。
今月は野球観戦への無料参加イベントがあり、現地ならではの雰囲気を味わうことができました。韓国の野球試合会場は学生観客がほとんどで、比較的日本よりも年齢層が若い印象がありました。
・1ヶ月生活してみて
8月末から来韓し授業開始から1ヶ月生活してみて、本当にすべてが新鮮で楽しく、毎日学びの連続になっています。授業や寮、サークルでもたくさんの素敵な出会いに巡り会えて、日本で普通に生活している分にはありえなかったような出会い、新たな価値観や考えにたくさん刺激を受けています。新たに出会った素敵な人たちと新たな土地を開拓していく生活は本当に濃い毎日です。
10月
・学祭、アーティスト公演
9月末から10月末の韓国は大学の学祭シーズンです。
日本よりも1ヶ月ほど早い印象で、学祭内容も日本とはかなり違います。
ほとんどの大学でアイドルなどのアーティスト公演があり、学生が開く夜の居酒屋や屋台がメインの催しです。日中からいろんなお祭り屋台を開いたり展示会をしたりする日本と比べると、夜の居酒屋や公演メインの学祭はとても新鮮でした。
今回東国大学にも、元IZ*ONEのイェナちゃんなどが目の前で数曲披露してくれました!
また春の学祭では、Newjeansや10cmも来ていたそうです。
・サークルのイベント
10月はサークルのイベントで、朝鮮王朝(李氏朝鮮)の王宮である景福宮(キョンボックン)でチマチョゴリを着てきました!
韓国ならではの文化に触れることができるだけでなく、ドレスの様に可愛いチマチョゴリは写真を撮りながらたくさんの思い出に残すことができます。観光客も多かったので、ぜひ旅行の機会などで体験してみてほしいと感じます。
・外国人登録
韓国生活には欠かせない、外国人登録の申請についに行ってきました!
日本で言う住民登録の様な感じなのですが、韓国ではこれの登録番号の使用頻度が非常に高いです。さまざまな生活に必要なサイト、アプリ、イベント申し込みのアカウント作成や本人確認で必要になります。
しかし、訪問申請が必須なものの来韓直後に訪問予約を試みても1ヶ月半後の10月中旬しか空いていませんでした…。
無事申請は終了しましたが、受け取りも1ヶ月後だったので、思ったよりも登録番号を持つのに時間がかかるなと感じました。
・中間試験
10月末はもう中間試験の時期です。本当にあっという間に感じました。
広告の専門授業のうち1つは中間の代わりに製作課題が出され、テストは期末のみですが、もう一つはスライド160枚弱の暗記が必要なかなり内容の濃い試験が行われました。
美大の方は作品課題で、TOPIKは授業で扱ったものと同じ問題を解く試験でした。
広告の授業の試験勉強については、半分以上が筆記という難易度も高いものだったので、 最初から韓国語で内容をまとめつつ頭に入れるという方法に挑戦しました。
内容も覚えつつ韓国語も筆記ができるレベルに覚えなくてはならずハードルは高かったですが、このテスト勉強のおかげだけでもかなり韓国語力を伸ばすことができよかったです。内容自体は興味があったので楽しく学習することができました。
あっという間に残りも半分ほどですが、引き続き頑張ります!