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協定留学生ブログ ミュンヘン大学(ドイツ)から
ミュンヘン大学留学レポート
明けましておめでとうございます!
冬休みを利用して日本からの友人と共にフランクフルト、ケルン、ボンへ旅行に行きました。道中、財布を紛失する・・というハプニングもありましたが、ケルン大聖堂(世界遺産)やローレライ伝説で有名なライン川の岸壁など、冬のドイツの色々な景色を観ることができ、とても充実した旅行になりました。
ドイツには有名な音楽家の生家が数多くありますが、誰もが知っているベートーヴェンもドイツ人です。彼はボンで生まれ、ウィーンで亡くなりました。私は、ベートーヴェンの作る音楽が大好きでウィーン留学中、彼が住んでいたといわれるハイリゲンシュタットのベートーヴェンハウスへ何度も訪れました。そこには彼のデスマスクと毛髪があり、その部屋で作曲されたといわれる交響曲第6番『田園』と彼が書いた“ハイリゲンシュタットの遺書”を拝見し、当時のベートーヴェンの生活に思いを馳せていました。
ということで、ボンを訪れた私達は早速彼の生家へ向かったのです。
ボンのベートーヴェンハウスで一番印象に残ったのは彼の使っていた補聴器です。(生前のマスクとデスマスク、それから毛髪もありました。)
ベートーヴェンが使っていた補聴器※館内は撮影禁止なので、ポストカードを写真で取りました。
ベートーヴェンはボンを離れた後、難聴の為、何十箇所も家を引っ越したそうです。
ベートーヴェン像
カモメはベートーヴェンの頭が好きなようです。
2012年元旦にミュンヘンのガスタイクでベートーヴェンの交響曲第九番(合唱付き)の演奏会に行ってきました。「歓喜の歌」、新しい年の幕開けにとても胸が高鳴りました。世界平和を祈願し帰路に着きました。
仏教学科3年林比美香