地域貢献・国際交流

深める地域との絆、広がる国際交流

協定留学生ブログ ミュンヘン大学(ドイツ)から

ミュンヘンの寮生活

guten Tag!! ドイツはミュンヘンも、すっかり、春になりました。日本も満開の桜のなか、多くの方がお花見に行かれたのではないかと思います。しかし、実はここ、ミュンヘンでも桜を見ることが出来る場所は何か所か在ります!日本と同じとはいきませんが、私も目にすることが叶い、とても嬉しいです。  さて、4月は桜も1つですが、新学期の季節でもあります。私も、大学の講義と語学学校にと、なかなか忙しい毎日を送っている次第です。ですが、今回ブログに書く内容は新学期についてではなく、「寮」についてです。 理由はとてもシンプル。私はドイツ生活の「中心」であるはずの寮の設備など、未だに詳しく書いていなかったからです。心配してくれる両親は勿論、今後ドイツに留学したいと考えている人にとって、実際の寮の情報は少なくとも関心のあることだと思い、少しですが、書いていきたいと思います。

ドイツの寮は安全か?  
さて、先ずは異国での生活で真っ先に気になる「安全面」についてです。通常(一軒家の場合)、日本では家の鍵はドアで1度使用する限りかと思います。ですが、私の寮は少なくとも3回は使用します。1度目がエントランスのドア、2度目が7人共同スペース(個人の部屋、トイレ、キッチン、バスルーム)につながるドア、そして最後に部屋での使用です。ちなみに、これらは全てオートロックです!誰かが訪問して来た際も、部屋に設置された電話とボタンで3度、鍵を開けるため、安全面は高いかと思います。  しかし、「ザルだな…」と思う部分も勿論あります。荷物の届き方です。最も多いのは、共同スペースのドアの前(階段フロア)に置かれているケースですが、稀にエントランスにドンッ!と置かれていたり、「隣人に預けた」というメモがあったと思いきや、一階上の全く知らない人の部屋にあったこともありました。 日本の場合、本人または家の者が不在の場合は、再度宅配に来るなど荷物の安全を最優先に行動されるかと思います。それをふまえると、私は自身の荷物にしても、他人のモノにしても無防備に放置されるそれらの荷物を見て、「危ないな…」と思ってしまうわけです。

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階の数え方  
日本でいう1階・2階という数え方。実は、ドイツは少し異なります。詳しく説明しますと、日本でいう1階は、ドイツではErdgeschossと表記され、日本でいうところの2階がドイツでは1階になります。つまり、私の部屋はドイツ寮の2階に在るため、日本で考えると3階になるということです。  この表記は、ドイツのショッピングモールを始め共通の表記であるため、旅行に行く際は気をつけて見てみると良いかと思います(つまり、「2階になります」と言われたら、日本の2階に1階足して、上がれば良いということです!)。

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 他にも、エレベーターや台所のコンロなど、異なる点はいろいろ見られます。しかし、何よりも特徴的なのは、色々な国の人たちとの共同生活であるということかと思います。 同じフロアの人たちはもちろん、寮全体のコミュニティ(寮のリーダーグループや国のコミュニティetc..)や管理人とも頻繁にコミュニケーションと取ります。すると、「日本に居るとき以上にハッキリ言わなければ、伝わらない」ことや、「モノを借りる」という概念が異なることなど、様々な違いを発見できます。 共同生活は、大変な面も確かにありますが、完全な一人暮らしには無いコミュニケーションを通して、色々と考えることが出来ます!

Mayuko Nakayama

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