地域貢献・国際交流「まち」が大学になる、大学が「まち」になる
協定留学生ブログ ミュンヘン大学(ドイツ)から
ドイツのおもちゃはすごい!
皆さん、Guten Tag ! ミュンヘンも寒い日が続き、朝と夜は防寒具がなければ厳しくなってきました。やっと、ミュンヘンの冬本番がやってきたというような感じがします。
さて、私は先日ミュンヘン市内にある『DEUTSCHES MUSEUM』というミュージアムに行ってきました。このミュージアムでは、科学や自然、工業をテーマとした展示物があり、その展示数は丸一日かけてもすべて見ることはできないほどとも言われています。数ある展示の中で特に目を引いたのが、玩具コーナーです。日本でも「ボーネルンド」など有名な玩具会社がありますよね。ドイツの玩具でとても衝撃を受けたのは、部品がとても複雑なことです。博物館に展示されていたあるロボットのプラモデルのクオリティーの高さに目を見張ってしまいました。というのは、そのプラモデルは、よく部品工場で見るようなアーム型のロボットで、形も動きも本物にそっくりでプラモデルとは思えませんでした。しかし、ここで私はふと「これがこどもに作れるのだろうか?」と考えてしまいました。これは、お父さんやお母さんの助けを借りないと作れないのではないだろうか・・・。他に展示してあった玩具も、同様に部品が何百とありそうなプラモデルに、自分で鉄の部品を加工する工具キットなどなど。ドイツのおもちゃは全般的に、子ども自身に考えさせる「知育玩具」が多いような印象を受けます。後日、駅の近くの本屋さんに立ち寄ったところ、ゲームコーナーがあり、そこには数え切れないほどのボードゲームがずらりと並んでいました。どのゲームを見ても頭の体操になるようなものばかりでした。その他にも、ミュンヘンの市役所には、おもちゃ博物館があります。こじんまりした博物館ですが、玩具の歴史や昔の玩具などが展示されていて見応えがあります。ドイツでは子どもの玩具も教育の一環として捉えられているように感じました。楽しく遊んで学べるドイツの玩具。興味がある方は一度、チェックしてみてくださいね。(Ayame)