地域貢献・国際交流「まち」が大学になる、大学が「まち」になる
協定留学生ブログ ミュンヘン大学(ドイツ)から
大学の授業も本格的にスタート!
4月になってとうとう大学の授業も本格的にスタートしました。
初日は、他言語で授業を受けることの難しさを痛感しました。やっと日常会話レベルのドイツ語ができ始めたくらいなので、授業で扱われる高度なドイツ語用語は本当に理解するのが難しいです。ミュンヘン大学は主に三つの授業形態があり、講義と演習とセミナーに分かれています。最初は、他のドイツ人の学生と授業を受けるのは難しいと考えて、積極的な議論を必要とするセミナーを避けて授業の履修を組んでいました。しかし、実際に受けてみると、私にとっては講義の授業がセミナーや演習よりも難しく感じました。高難易度の内容をネイティブのスピードでただ聴いているだけなのは集中力が必要だからです。セミナーでは、文学研究の授業をとっていますが、まだ比較的内容も分かりやすいですし、レポートやプレゼンテーションを評価されるので予めじっくり準備をすることができます。事前に配られた資料を読んで、予習復習をするのはもちろんのこと、自分で授業の領域を取り扱っているドイツ語のYouTubeを観るなどしてなんとか授業に食らいつこうと頑張ってます。授業についていくことは大変なものの、全てをドイツ語や英語で授業を受けるのは学びになりますし、自分の成長にも必要だと思いました。日本とドイツで授業形態が大きく変わりませんし、正直、私が大正大学で受けてきた授業内容と今ミュンヘン大学で受けている授業内容が全く違うので、比べることはできません。どちらかというと大正大学表現学部での授業はグループで行う作業や教授と学生の双方向の学びが中心だったので、ミュンヘン大学での高度で専門的な“講義”は新鮮でした。他の大学でも学ぶことによって、どちらの大学の良さも改めて知ることができました。
今は、ドイツではFrühlingfestという春のお祭りが開かれています。3週間ほど続く長いお祭ですが、日本には絶対ないような仮説のアトラクションがあったり、ライブ音楽を聴きながらビールを飲める大きなテントがあったりして、とても面白いです。友達と購入したドイツの伝統衣装であるDirndlを着て歌って踊ってビールをたくさん飲んで楽しみました。5月も引き続き勉学に励みながらドイツ生活を満喫しようと思います!
(Hさん)