地域貢献・国際交流

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協定留学生ブログ ミュンヘン大学(ドイツ)から

ドイツのミュンヘン大学に交換留学をしている佐藤です!

はじめまして、ドイツのミュンヘン大学に交換留学をしている佐藤梨緒です。

こちらには9月に到着しましたが、あっという間に2か月も経ってしまいました。
今回は、この2か月間で経験してきたことを共有できたらと思います。

といっても、とても内容の濃い2カ月間でしたので何から話せばよいのか、とても迷います。
このブログを読んでくださる方が「留学を考えている人」なのか「留学の様子を知りたい人」なのかで
共有したい内容が異なりますが、全体的に共有していきたいと思います。

まず、ドイツに着いてすぐに入寮手続きがあったので寮について話したいと思います。
の部屋は8畳ほどの大きさで洗面台、ベッド、机、椅子、衣装棚が用意されていました。
キッチン・シャワー・トイレは同じ階の住民と共用です。
これらの共用スペースに住み始めたころは少しストレスを感じていましたが、
他の住民と交流する機会がたくさんあるので今では楽しく暮らしています。

私の寮にはコミュニティールームや、学生主体のバー、カフェなどが併設しているため住民と映画を見たり、
ハロウィーンパーティーをしたり、朝ごはんを一緒に食べたりなど様々なアクティビティを楽しむことができます。
しかし、共用スペースがとても汚かったり、インターホンがないため
郵便物がうまく届かなかったりなどの問題にも直面しました。

後からわかったことなのですが、寮を申し込む際の価格設定が寮の質に大きく関わっています。
私は何も考えずに一番安い設定にしてしまいましたが、
ひとつ上の価格設定にするとキッチン・シャワー・トイレが部屋についている寮に入ることもできます。
しかし「住めば都」とはよく言ったもので、私は今の寮が案外気に入っています。

着いてから4日後には語学学校が始まりました。これは大学ではなく、自ら申し込んだドイツ語のクラスです。
この語学学校では世界中から集まった生徒たちと交流することができました。
私のクラスは特に多国籍で、フランス・ペルー・オランダ・台湾・イタリア・ノルウェー
カナダ・アメリカ・ベネズエラ・トルコ・オーストラリアなど、様々な国の生徒がいました。

そして、クラスは一カ月間、休日を除いて毎日ありました。
そのため、私たちは毎日一緒に食堂でお昼を食べ、
放課後はピクニックやパーティー、オクトーバーフェストなどに行って遊んでいました。

とても有意義な時間でしたが、残念ながらドイツ語はあまり上達しませんでした。
なぜなら、多国籍すぎるがゆえに会話がすべて英語になってしまうからです。
第一言語が英語ではない生徒も英語をスラスラと使いこなしていて、
やはり世界で通用するのは英語だなと痛感した一カ月でもありました。
私はドイツ語の習得も、もちろん目標としていますが、英語習得への憧れが日本にいた時よりも強くなったと感じます。

10月に入ると語学学校が終わってしまい、大学が始まるまでしばらく時間があったので、
私は語学学校で仲良くなった友達とオーストリアのウィーンに旅行に行くことになりました。

ヨーロッパ旅行はシェンゲン協定を結んでいる国であれば、国境検査なしで行き来できるため、
日本ではできない経験をすることができました。
といっても、ただ陸を移動するだけなので実際は県をまたいだくらいの感覚でした。
2泊3日の旅行でしたが、ウィーンは360度どこを見てもため息が出るほど美しい町でした。

そして、17日についに大学がスタートしました。
初めての授業はとても緊張しましたが、生徒も先生もみんな親切なので、すぐに馴染むことができました。
授業はすべてドイツ語で進行するため、毎日理解するのに必死になっています。

毎日毎日、新しい経験があり楽しく暮らしています。
まだまだ共有したいことはありますが続きは来月にしたいと思います。

このブログを読んで少しでも留学の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

佐藤梨緒

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