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協定留学生ブログ 上海大学(中国)から
日本人を狙った犯罪
4月の半ば、教科書とノート一式の入ったキャリーバックが盗まれてしまうというハプニングが発生しました。
貴重品は何も入ってないからと廊下に置いていたのがいけなかったのですが。
先生方や掃除のおばさんにも聞いても結局見つからず新しいものを購入しました。
わたしも学校の中なら大丈夫だろうと油断していました。
たとえ学校の中であろうと、ここは外国であることには変わりないのだなと改めて考えさせられました。
友人たち2人は先日ぼったくり被害に遭ったそうです。
人民広場という上海の中でも大きな街で写真を撮っていると、中国人のカップルが自分たちの写真を撮って欲しいと話しかけてきたそうです。
写真を撮ってあげると、よかったら今から一緒にお茶でもどうかと誘われ、案内されたお茶屋さんでお茶を飲んだあと高額な値段を請求されるというものです。
お店側とそのカップルがグルになって行なっているようです。
これは人民広場や豫園などの観光地を中心に上海でかなり頻繁に起きている詐欺なのですが、彼女たちはこのことを知らなかったようで、気付いた時にはもう遅く何人もの中国人に周りを固められている状態になっていたそうです。
男の人も何人かいたので逃げることもできず、そんなにお金を持っていないからもっと安くしてと頼み込み、その分を払って帰してもらったそうです。
クレジットカードを持っていなかったのも不幸中の幸いでした。
彼女たちが言うに、後々考えるとお店に向かう途中もお店の席に座るときも、詐欺師たちはできるだけ2人の間に入って彼女たちに相談させないようにしていたらしいです。向こうもこちらを騙すために色々と考えて行動しているようです。
5月にも日本人留学生が鞄をまるごと盗まれる事件がありました。
学校近く店で食事をしていた際、店内に居た小さい子供と遊んでいたそうなのですが、気がつくとそばに置いていた鞄が無くなっていたそうです。
子供を利用した親の仕業なのかは分かりませんが、とにかく外国では身近に危険が潜んでいることを自覚して、よく考えて行動しないといけませんね。