地域貢献・国際交流

深める地域との絆、広がる国際交流

協定留学生ブログ 上海大学(中国)から

日本語学科の学生との交流

日本語を学ぶ中国人学生に対して、筆者が日本人として活躍したことが伺えました。
この出会いを大切にして、中国語の学びをさらに深めてほしいです(国際担当T)

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上海大学日本語学科の中国人学生と交流をしました。その交流は彼らの課題で、各自グループで上海の観光名所を日本人と訪れ、それを報告会でプレゼンをします。事前説明会があり、その説明会で各グループが行きたい観光名所を紹介し、私たちがどこにいくかそれぞれ決めて各グループと一緒に訪れる形です。


私は、松江区にある広富林文化遺跡に訪れました。
広富林文化遺跡は5000年もの歴史があり、上海文明の発祥地とされています。また、学者の街でもあって、広場のなかに住んでいた街並みが再建、又は残されています。
博物館は文明の始まりから現代までを、再現した等身大模型が展示されており、中国語が読めなくてもわかりやすい展示でした。



中国人学生に簡単な日本語、中国語で解説をしてもらいながら、日本と中国の歴史の違いを話合いました。
その中で、解説で漢文(当時の中国語)が使われていたため、中国人もわからないことがありました。広場の中に田んぼ、池などがあり、とても自然豊かなのどかな場所でした。そこで散歩して、お互い知らない言葉を教え合うなどをし、交流をしました。

中国人学生は大学一年生で、まだ日本語の学び始めですが、日本語がとても上手です。私たちはほぼ中国語で、彼らは日本語で話す形でした。彼らはアニメ、ドラマで日本語を学んでいます。本当に自分は日本人なのかと疑ってしまうほど、彼らのほうがアニメ、ドラマの事をよく知っています。



交流後、報告会が開かれ各グループの発表を聞きました。
各グループの内容から、上海の観光名所、名所の歴史、文化を知ることができました。
報告会後、グループ内で折り紙をしたり、手紙を書いたりして交流をしました。
中国の方とこうして交流ができるのは本当にありがたい機会です。今回もとても楽しかったです。

(F.K)

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