地域貢献・国際交流「まち」が大学になる、大学が「まち」になる
協定留学生ブログ 上海大学(中国)から
秋学期が始まりました
秋学期が始まりました。自ら考えて行動した結果、新たな出会いや学びを得ているようです(国際担当T)
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・新しいルームメイト
上海に戻り新しい多くの出会いがありました。一つ目にルームメイト。ルームメイトは私よりも早く上海に着いており、部屋、生活の事などをWechatでやりとりをしていました。こういう相手の質問に答えていると、ついこの間まではたくさん知らない事ばかりの後輩だったのに、立場が逆転して先輩になったのだなと感じてしまいます。彼はドイツ人で見た目はアジア系。ドイツ語、英語、韓国語、ヒンドゥー語の4か国語を喋れるすごい人なのです。ですが、中国語専攻ではなくビジネスを学ぶために留学してきたそうで、彼とは英語で半年間話すこととなります。英語で会話するのはまだ苦戦しており、現在必死に単語と文法を覚えております。これを機に英語の上達につながればいいと思います。
・新しい環境と交流
新入生クラス分けテストのお手伝いに行きました。今学期はヨーロッパ系がとても多く、前学期とても多かった東南アジア系は少なかったです。東南アジア系(特にベトナム人)は中国語が話せる人が多く、最高クラスのE班がありました。しかし今回は開講されずに、E班に行く人は宝山キャンパスで中国語本科生(四年制)と一緒に授業を受けます。
私はBクラスでほぼ午前中の授業しかないため、午後に宝山キャンパスで勝手に授業を受けてきました。その事がすぐに延長キャンパスの先生にばれて、注意されると思いきや、特別授業に招待してあげると言われました。その特別授業とは、中国語の教え方を教える授業に案内され、そこにいる生徒は中国人の本科生と前学期E班にいた人達でした。これらの生徒たちは私に一対一で中国語を教える形です。私のレベルに合わせた授業内容で、かなり充実しているため、中国語上達に良い機会だと思いました。
宝山キャンパスの生活は延長キャンパスよりも「中国の大学」が味わえる場所です。敷地が大きいので基本自転車で移動します。休み時間の生徒たちが一斉に自転車で移動する光景は日本では味わえません。
中国語本科生に日本人も在籍しており、新しく4人と知り合うことができました。その中の2人と中国語本科生の授業を受け、いろんな友達を紹介してくれました。特に韓国人です。この学科は一番韓国人が多く、私が行った授業の半数は占めておりました。日本人と韓国人は特に交流が深く、お互いの言語を教え合ったりしています。
・日中交流会
今学期は日本語学科以外の方、本科生の日本人も含めて日中交流会が開かれました。中国は9月入学のため新入生が多くきており、新しく友達ができて大変うれしく思います。交流会の内容は達磨の塗り絵、ビンゴゲーム、クイズで非常に楽しかったです。
ルームメイト、新入生、宝山キャンパス生活など新しい環境が始まり、交流の幅が広がりました。留学生活自体は慣れているものの、言語とコミュニケーションに関してはまだまだ苦戦が続きそうです。残り100日余りで時間の迫りが感じられます。更に多くの方と交流をして視野を広げ、中国語、英語の勉強を一生懸命します。
(F・K)