地域貢献・国際交流「まち」が大学になる、大学が「まち」になる
お知らせ
さくらそうフェア 参加しました
4月28日(土)、晴天に恵まれたこの日、「千川上水公園 江戸の花・さくらそうフェア」が開催され、私たち鴨台プロジェクトセンタースタッフもお手伝いとして参加してきました。
このイベントは、地元団体「巣鴨庚申塚まちづくりを考える会」が主催しており、大正大学の学生も運営に関わらせていただいています。
NCCの一年生も参加。地域連携とマネジメントを学ぶ授業の実践の場となります。入学したばかりの1年生にとっては、もちろん初めてのイベントです。
地域の方々が大切に育てたさくらそうの品評会。今年は天候の影響で生育が難しかったようですが、そんな中たくましく咲いた可憐な花が、来場者の心を和ませてくれました。
庚申塚とさくらそうの所縁を探るパネル展示の準備中。
新入生への指示だしや、裏方として全体の進行を支えるのは、NCCさくらそうフェア自主ゼミの学生たち。さくらそうフェアに関わって3年目。今回のフェアも、年末の準備会から参加してきました。頼もしい先輩の背中を見て、新入生は「自分で考えて動く」ことを学んでいきます。
学生発案の企画。「こんな公園あったらいいな」というテーマで、地域の子どもたちに絵をかいてもらい、展示しました。子どもたちの絵があるだけで、会場が明るくなります。
茶道部主催の茶店は、子どもからお年寄りまで多くの方が訪れ、大盛況でした。
今回のさくらそうフェアのテーマは「防災」。
今年、千川上水公園に設置された「かまどベンチ」。
ベンチを開けると中にかまどとお鍋が入っており、非常時の炊き出しに使用できます。
燃やすものは4,5日分の新聞紙のみ。15分で最大6合のお米を炊くことができます。
記念すべき炊きあがりの瞬間は、豊島区長に登場していただき、会場は拍手につつまれました。
東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科の皆様の展示。震災時、避難所で役立つ段ボール家具の紹介です。特殊な段ボールで、家具としての使用に耐えうる強度を確保しています。
今回は展示のみでしたが、被災地では、避難所で段ボール家具を組み立てるワークショップも開催されたそうです。
実際に、太鼓パフォーマンス「鼓友」の皆様の休憩場所として活躍していました。
このようなイベントの中で、楽しみながら防災を考えることが大切ですね。
最後は地域の方々・学生みんなで記念撮影。学生たちのエネルギーと、地域の方々の懐の深さに支えられ、とても温かいイベントになったと感じました。町づくりについて熱く考え、イベント準備に汗を流す地域の方々の背中こそが、学生にとっては一番の教材だったのではないでしょうか。みなさん、本当にお疲れ様でした!
<アンケートより>
・学生さんが積極的に動いてくれて助かった(実行委員)
・地域の方々と交流できてよかった(学生スタッフ)
・自分で考えて動く、主体性が試される現場。いい学びとなった(学生スタッフ)
・副テーマに防災を取り入れている点が時節に合っていて良い。(来場者)