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お知らせ
《いけばなPJ》 第7弾!「琳派調いけばな」展示中です
こんにちは、鴨台プロジェクトセンターです。
現在、本学客員教授 小原流家元 小原宏貴監修によるいけばな作品が展示されています。
鴨台プロジェクトセンターでは、小原流家元監修のもと、学生がいけばなを通して
節句や日本文化を学ぶと共に、大学に訪れる方々を季節の花でお迎えするため
作品制作を毎月行ういけばな学発創プロジェクト(略していけばなPJ)に取り組んでいます。
11月はその第7弾!「琳派調いけばな」です。
今回は、「すがも中山道菊まつり」の開催に合わせて、菊を使った琳派調いけばなを展示しています。
琳派とは、俵屋宗達や尾形光琳といった画家を中心に、桃山時代後期から近代まで受け継がれ、
世界的な芸術へと昇華した造形芸術の流派です。
琳派絵画は、花木や草花が多く描かれ、背景に金銀箔を用いたり、大胆な構図を用いるなど、
装飾性・デザイン性豊かな特色をもちます。
「琳派調いけばな」は、そのような特色をもつ琳派絵画といけばなの融合をはかり、
小原流三世家元(本学客員教授・現家元の祖父)により創案された技法です。
琳派絵画を規範として、生きた花材を、絵画的に省略や誇張、
あるいは意匠(デザイン)化させて表現します。
琳派絵画そのものや、描かれた時代の花材、季節の捉え方についての教養までもが求められる、
非常に高度な表現方法と言われています。
日本画を想わせる絢爛豪華な今作品をぜひご覧にいらしてください!
展示予定期間:平成25年11月7日(木)~11月14日(木)
●琳派調いけばなならではの豪華な金屏風の前で、いよいよ制作が始まります。
●学生たちは大作のいけこみ作業を見て熱心に勉強していました。
●完成した作品です。
庚申塚通りに面した、3号館1階入口付近に展示されています。
ぜひ足をお運びください!
小原流ホームページにも掲載されています!