地域貢献・国際交流「まち」が大学になる、大学が「まち」になる
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お知らせ
「豊島学」が開講しました!
こんにちは、鴨台プロジェクトセンターです。
4月8日より、本学の講義の1つとして「豊島学」が開講しました。この講義は先日、本学が豊島区と締結した「大正大学と豊島区の連携に関する協定書」に基づく「としま共創事業」の一環です。講師には豊島区の行政の第一線にいらっしゃる豊島区主要部署の部・課長の皆様をお迎えしており、政策、歴史、まちづくり戦略、文化、福祉、環境、教育などの様々な側面から豊島地域を学ぶことができます。
今回の初回授業は、高野之夫客員教授(豊島区長)に講義していただきました。テーマは「区長として、取り組んだ財政再建と未来への視点」。講義の内容を一部ご紹介すると、『豊島区の「人口減少」という課題を解決するためには、「住みたいまち」づくりの推進による定住人口の確保が必要であり、単身者向きの狭小住宅が多い豊島区の住宅環境を新税の導入によって改善、ファミリー層が住みやすい住宅の建築が増加した』ことなど、豊島区の様々な課題を事例に区長が手掛けてこられた政策をご説明いただきました。行政のリーダーによるお話を伺い、学生たちは豊島区についてじっくりと考える機会を得ることができました。
豊島学の講義は全15回、秋学期も開講を予定しています。
本学は豊島学を通じて「地域を考える視点」を養い、地域活性化の一翼を担う人材を育成していきます。このことは本学の新教育ビジョン「4つの人となる」と社会的責任の1つである「社会・地域貢献」を実現させていくことにつながります。
今後の本学の取り組みにご期待ください。