地域貢献・国際交流「まち」が大学になる、大学が「まち」になる
お知らせ
東北再生「私大ネット36」第2回シンポジウム開催しました。
志を同じくする私立大学26校が集結し、東北地域での支援活動と、学生の教育を目的に設立したネットワーク"東北再生「私大ネット36」"。
その第2回目のシンポジウムが11月8日に行われました。テーマは「これから大学が地域と共にできることを考える」です。
夏のサマープログラムに参加した学生スタッフの皆さんも、ポスターセッションに活動報告にと大活躍でした。
基調講演は、かねてから私大ネット36がフィールドとしている宮城県南三陸町より、佐藤仁町長にお越しいただきました。復興における課題や、これからの町のビジョンなど語っていただきました。
ポスターセッションでは、学生たちが自分たちが課題として制作した壁新聞やグループワークで使用したパネルをもとに、来場された方々に説明を行いました。佐藤町長も笑顔に。
第2部は、2014年サマープログラムを引率された先生と、実際に参加した学生の方々による活動報告でした。
現地で感じたことや自分の成長を堂々と語る学生たち。プログラムで体験したことをちゃんと消化し、糧にできているのだと感じられました。
学生から南三陸研修センターの職員さんへ、お世話になった御礼の色紙をプレゼントする場面も。
本学の表現学部エンターテイメントビジネスコースの学生は司会で大活躍!
私大ネット36の活動もはや3年目となり、震災当初から積み上げてきた活動を改めて振り返る場となりました。はじめは被災地ボランティア色が強かったその活動も、被災地というフィルターを通さない、東北という地そのものから学ぶ活動へシフトしていきました。そして今回のシンポジウムは、社会全体で地域創生が叫ばれる中で、地域と大学という関係の在り方について考えるものでした。被災地から東北へ、東北から地域へと、目を向ける対象も変わってきていても、南三陸町という地からはまだまだ学ぶべきことがたくさんあります。改めてこの地で学ぶことの意義を確認できたと思います。
これからも事務担当校として私大ネット36の発展に尽力していきたいと思います。