図書館・研究所知と情報の集約
ラーニングコモンズのブログ
ラーニングコモンズ図書紹介2
みなさんこんにちは、図書紹介担当の小幡です(゚▽゚)
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
最近は、みなさん学期末試験やレポート提出に向けて頑張っているようで、自学自習空間のラーニングコモンズは大盛況です(´▽`)
前回は、レポート・論文作成にあたって即!実践に使える図書を紹介しました。
ブログ記事は12月6日に掲載しております。
また、当ブログ左の「カテゴリ一覧」→「図書紹介」からも見ることができますので、ぜひご覧ください。
さて今回は2回目の図書紹介です。
4年生は、卒論を提出したからもう終わり~o(´▽`*)/・:*:・゚★。・:*:・゚☆
ではありません(;´□`)ノ
今現在、もしくはこれから口述試問が待っているという方も、いらっしゃるのでは…?
また、この時期の授業ではレポート提出の他に、課題の発表も多くなる時期です。
先生や友達のいる前で、グループはおろか一人で発表するなんて、どうしても緊張してしまいますよね。。
発表の前に、一度読んでいただきたいのがこの図書ですρ(^▽^*)
『わかる!伝わる!プレゼン力』
武蔵野大学出版会,2010年9月
本書は、プレゼン準備と実践のコツについて書かれています。
そもそもプレゼンとはどういうものか、から説明が始まり、人前で立つ時の姿勢や、パワーポイントのスライドを作るコツなど、プレゼンについてのノウハウが具体的に挙げられています。
特に本書の中で私が注目したのは、「内容のポイント」、「構成のポイント」という項目です。
聞き手はどんな話が聞きたいのか、何を期待しているのかを念頭に置き、「内容のポイント」では、自己紹介の仕方やテーマを絞った話し方など、話すべき内容と話すべきでない内容のすみわけについても触れています。
また、「構成のポイント」では、ダメなプレゼンの例を参考に、話の入口(話し始め)、出口(まとめ)、そして道筋(その間をどう結ぶか)という3部構成が説明されています。
伝えたいことを効果的に伝える順番!プレゼンをする前には、必ず知っておきたいポイントですよね(゚ロ゚)
本書によると、プレゼンの目的とは「聞き手を動かすこと」です。
授業の発表の際、 自分の研究にはどのような意義があり、何を明らかにしたのか、などを伝え、聞き手が「高く評価したい」という気持ちになれば、そのプレゼンは成功と言える、とのこと。
具体的なプレゼンの目的を自分の中で明確にしてから、本番に臨むことが大事ですね。
本書はとても読みやすく、私は読み飛ばしながらも10分程度で全体を把握することができました。
プレゼンや発表の際、どうすれば心地よく聞いてもらえるか、どうすれば聞き手を動かせるか、などが筆者のユニークな表現で書かれています(^ー^)
筆者の伝えたい項目が1ページ毎に大きな文字で書かれており、「このページは○○について書かれている」というのが一目でわかる本です。
また、イラストも多いので簡潔に筆者の言いたいことが伝わってきます。
さすが、“見せる”ことについて書かれた本だなぁ、と感じました(゚o゚)
大学の授業だけでなく、就職活動でもプレゼンのコツは応用できます(*^▽^*)
就職試験で、プレゼンを選考に用いる企業もあります。
また、面接においても、自分の言いたいことを明瞭かつ的確に伝えることが重要であり、そして最終的には「自分を合格させる」ように相手を動かすことが目的です。
本書に書いてあるプレゼンのコツは、さまざまな場面で活用できそうですね!
就職活動中の方も、この本を読んで損はありません(゚▽゚)
『わかる!伝わる!プレゼン力』は、ラーニングコモンズにて貸出可能です。
貸出の際は、コンシェルジュの方に申し出てくださいね。
春休みも間近ですので、休み中ラーニングコモンズの本をお家で読んでいただいてもOKです!
新学年・新学期に向けての準備期間にしてください(´▽`)ノ