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ラーニングコモンズのブログ
ディベート入門
みなさんこんにちは、コンシェルジュの岩下です。
11/7(木)は、ラーニングコモンズレファレンス~授業の合間に受けるプチ・レクチャー~が開催されました。ご担当くださったのは、今回初登場となる西洋哲学の松野智章先生です。
▲人前に立って、限られた時間の中で自分の意見を言えるようになろう!
記念すべき第一回目のテーマは「ディベート入門」!
松野先生によると、「ディベートの極意とは、人の意見を正しく聞き創造的な批判をすることにある」そうです。
今回は「入門編」として、身近なテーマを通してディベートを体験してみることになりました。
ディベートテーマは「大学内でのスマートフォンの充電を認めるべきか」。参加者たちは「肯定」「否定」の2チームに分かれ、それぞれの意見を戦わせます。
今回のディベートは、
- 「肯定」チーム 立論 3分
- 「否定」チーム 立論 3分
- 「肯定」チーム 反駁 1分
- 「否定」チーム 反駁 1分
- 「肯定」チーム 反駁 1分
- 「否定」チーム 反駁 1分
- 「肯定」チーム 結論 1分
- 「否定」チーム 結論 1分
という流れで、間に話し合いの時間を長めにとりながら進行しました。
※正式なディベートの試合とは形式が異なります
▲「肯定」チーム代表者による立論。
▲松野先生、「否定」チームに秘策を伝授中!
ディベート中は、随所に松野先生の実践的アドバイスが挟まれました。
一例をあげると
- テーマの本質に迫るのが良い議論
- 「具体」から攻める
- 「抽象」からひっくり返す
- 相手チームを潰すことを目的としない
- 相手チームの面白い意見は貪欲に拾うこと
- わかりやすいキャッチフレーズを作ること
- ギリギリの笑いを取りつつ反撃せよ
などです。
参加者たちは、先生のお話に頷いたり笑ったりしながらディベートを楽しんだようです。
ちなみに今回のディベートは「入門編」ということで、勝ち負けの判定は行われませんでした。参加したみなさんは、自分の考えをチーム内で共有し、相手チームにきちんと伝えることができたでしょうか。
次回のラーニングコモンズレファレンス(西洋哲学)は、11/21(木)15:00~17:00に開催します。テーマは「ディスカッション入門」です。有益な議論を行う方法を実践的に学びましょう。参加者の学部学科は不問です。興味がある方はお気軽にご参加ください。
それでは、また ヾ(*'▽'*)o