ラーニングコモンズのブログ

【開催レポート】「21世紀」で知的書評合戦ビブリオバトル

こんにちは！コンシェルジュの岩下です。

11/27（水）は知的書評合戦ビブリオバトルを開催しました。

事前に用意したテーマは、「21世紀」です。今回は4名のバトラーがおすすめの「21世紀」本を持ち寄ってくださいました。それでは、戦いの様子をご覧ください。

▲前のめりで本を紹介していただきましょう。

最初に登場したバトラーは、なかじまさんです。紹介する本は『ＰｒｏｊｅｃｔＢＬＵＥ　地球ＳＯＳ』。原作は、昭和23年から『冒険活劇文庫』に連載されていた「地球SOS」というお話だそうです。これを平成18年にアニメ化し、更にノベライズしたものがこの本なのだとか。なかじまさん「ストーリーを簡単に説明すると『地球外生命体からの侵略もの』です。まさに昭和のＳＦで、この本を読むのは平成生まれの自分にとっては異文化交流でもあります。ところで今回読み直してみたら、この本の舞台は西暦2000年でした。つまり21世紀ではなく20世紀ですね。しかし、まぁ約21世紀ということにしておいてください」。コメントがお茶目ななかじまさんでした。

二番目に登場したバトラーは職員のタカハシさんです。紹介する本は『空想科学読本〈１４〉名キャラ対決！どっちがすごい！？編』。ギャラリーたちの中にはこのシリーズのことを知っている人も見受けられましたが、タカハシさんご自身は「名キャラ対決」の煽りが気になって初めて今作を手に取ったのだとか。確かに「ゴジラ対ガメラ」、「ガンダム対エヴァンゲリオン」など、気になる対決が目白押しです。タカハシさんによると「『ワハハ！』と大笑いして読める楽しい本」だそうですよ。いつかタカハシさんの熱意が通じて、奥様がこの本を手に取ってくださるといいですね。

三番目に登場したバトラーはタカムーさんです。紹介する本は『聖☆おにいさん（1）』です。タカムーさん「『聖☆おにいさん』は、あのブッダとあのキリストが下界でバカンスを楽しむという設定のギャグ漫画です。そのため、この漫画には、仏教やキリスト教の経典の中のエピソードが現代的にアレンジされて登場します。宗教に関する基礎知識を持っていると、この漫画をよりいっそう楽しめるかもしれません」。タカムーさんはこれを「宗教画を見るとき、神話の知識が必要とされること」に例えていました。なるほど！

本日最後のバトラーは小池さんです。紹介する本は『語れ！ジャッキー・チェン』。もはや、小池さんといえばジャッキー、ジャッキーといえば小池さんです（大正大学ビブリオバトラーの面々にとっては）。「21世紀のジャッキーを知って欲しい」と語る小池さんの姿に、みんなぐっと引き込まれたようです。収録されているのは「ジャッキー・チェン　ロングインタビュー」や「俺たちの好きなジャッキー・チェン映画　ベスト50総選挙」などの特集記事で、ファン納得の出来栄えだそうです。

以上4冊が今回のゲームで紹介された本でした。

さて、結果はというと・・・・・・。

▲これが今回のチャンプ本です。
（左）タカムーさん　（中）タカハシさん　（右）小池さん

そうです。投票の結果、なんと3冊の本が同時にチャンプ本に選出されてしまったのでした！せっかくなので3冊ともチャンプ本ということにします。みなさま、おめでとうございます～！

恒例のインタビューは、『空想科学読本〈１４〉名キャラ対決！どっちがすごい！？編』を紹介した図書館情報課のタカハシさんから順にお願いします。

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Q:ビブリオバトルへの参加は何回目ですか？
A:3回目です。

Q:この本を選んだきっかけは？
A:今回のメインテーマが「21世紀」だったので、それに該当する本がないかと書店を探していたときに見つけた本です。タイトルが21世紀感をかもしだしていたので、これを選びました。ジャケ買いです。

Q:今回の勝因は何だと思いますか？
A:ズバリ、本の内容のインパクトだと思います。科学でまじめに！？にどっちが強いかを検証しているところの面白さが伝わったのだと思います。

Q:最後に一言どうぞ！
A:それでは、図書館の告知をいたします。

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