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世界遺産「杭州西湖の文化的景観」の魅力

みなさんこんにちは、コンシェルジュの岩下です。

11/29(金)は、椎名一雄先生によるラーニングコモンズレファレンス~授業の合間に受けるプチ・レクチャー~が開催されました。

テーマは「緊急企画!世界遺産『西湖の文化的景観』の魅力」です。12~13世紀、中国の首都(臨安)として栄えたことで有名な中国浙江省杭州市。その街の魅力についてお伝えします。

ユネスコによる「West Lake Cultural Landscape of Hangzhou(杭州西湖の文化的景観)」紹介ページはこちらです(英語)→http://whc.unesco.org/en/list/1334/

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▲世界遺産 杭州・西湖の景観についてご紹介します!

11月の末、椎名先生は「“出土資料與戦国秦漢社会轉型研究”国際学術研討会」という学会で発表するために、中国・杭州市へ行かれました。

今回のラーニングコモンズレファレンスでは、その際に椎名先生自ら撮影してくださった写真・動画を参加者みんなで鑑賞しました。

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▲臨場感あふれる動画も。

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▲(上)清時代の西湖周辺地図
(下)南宋時代の西湖周辺地図

西湖は、唐代から今日にいたるまで語り継がれてきた中国の「理想郷」なのだそうです。

今回椎名先生に教えていただいただけでも、西湖を一望できる「雷峰塔」、冬晴れの日には降り積もった雪の一部分が解けて橋が途切れたように見える「断橋残雪」、天上のみならず湖上でも中秋節の月を楽しむ仕掛け「三潭印月」などなど、ロマンティックな見どころがたくさんありました。

みなさんも中国へ行かれた際は、ぜひ西湖へ立ち寄ってみてくださいね。

次回のラーニングコモンズレファレンス(歴史学)は、12/13(金)15:00~17:00に開催します。テーマは決定次第追ってお知らせいたします。

それでは ヾ(*'▽'*)o

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