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【開催レポート】「今年一番面白かった本」で知的書評合戦ビブリオバトル

みなさんこんにちは。コンシェルジュの岩下です。

12/18(水)は、第12回知的書評合戦ビブリオバトルを開催しました。テーマは「今年一番おもしろかった本」です。

また、今回は「おすすめ本貸出プロジェクト」を同時開催しました。これは「ビブリオバトルで紹介された本をラーニングコモンズで預かり、広く一般の学生さんに貸出をしよう」という試みです。

幸い、ビブリオバトルに参加した全員が「おすすめ本貸出プロジェクト」の主旨に賛同してくださいました。そのため、現在ラーニングコモンズでは今回のビブリオバトルで紹介されたすべての本を手に取ることができます(2014/1/20まで)。面白そうな本があったら、お気軽に借りて帰ってくださいね。

それでは、今回のビブリオバトルに登場した本を紹介いたします。

書名:法華経〈上〉
著者:坂本 幸男/岩本 裕【訳注】
出版社:岩波書店

最初に登場したバトラーは、歴史学科の椎名先生です。紹介する本は、椎名先生いわく“ラッキーアイテム”であるところの『法華経』です。『法華経』はたくさんのエピソードから構成されていて、物語形式で人生の指針を紹介してくれているそうです。また、法華経を手にすること、他の誰かに薦めることは、そのまま自分と相手の功徳(=良いことが起こる)に繋がるのだそうです。つまり、今回椎名先生が『法華経』をご紹介くださったことで、その場に居合わせた人全員に功徳がプレゼントされたというわけです。これは大変ありがたいことですね。椎名先生は「みなさん、この功徳でクリスマスと新年を清々しく迎えてくださいね!」と仰っていました。

次は、いとうさんによる『永遠の0』の紹介です。
ここからは、本とともにバトラー作成による紹介POPを掲載します。

書名:永遠の0
著者:百田 尚樹
出版社:講談社

pop永遠の0.jpg

三番目は、ジャッキーコイケさんによる『義風堂々!!直江兼続~前田慶次酒語り~』の紹介です。

書名:義風堂々!!直江兼続~前田慶次酒語り~ 〈2〉
著者:武村勇治/原哲夫
出版社:ノース・スターズ・ピクチャーズ

pop義風堂々.jpg

最後は、タカムーさんによる『本家 高知よさこい公式ガイドブック よさこい読本 vol.22』の紹介です。

よさこい読本.jpg

書名:本家 高知よさこい公式ガイドブック よさこい読本 vol.22
著者:-
出版社:高知商工会議所 よさこい祭振興会

※画像をクリックすると「南国土佐・高知「よさこい祭り公式Web Site」を表示します  http://www.cciweb.or.jp/kochi/yosakoiweb/

popよさこい読本.jpg

以上4冊が今回のバトルで紹介された本です。

すべてのPOPはラーニングコモンズに飾ってありますので、ぜひお近くでご覧ください。

投票の結果、今回のチャンプ本は・・・・・・いとうさんが紹介してくださった『永遠の0』に決定しました!おめでとうございます!さすがは図書館職員、強いですね~。

201312182.jpg

▲左からいとうさん、タカムーさん、ジャッキーコイケさん。

それでは、いとうさんへインタビューをしてみましょう!

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Q:ビブリオバトルへの参加は何回目ですか?
A:4回目です。

Q:この本を選んだきっかけは?
A:最近読んだ中でおもしろかったものにしよう、と半沢直樹シリーズと悩んだ末『永遠の0』を選びました。テーマは違えども、どちらも「組織」に翻弄され、葛藤する状況下のストーリーだと今更ながら気づきました。あと、どちらも読みやすい。あっという間に読めちゃいます。

Q:今回の勝因は何だと思いますか?
A:話題の作家のベストセラー、映画公開間近ということもあり、興味を持ってもらえたのかもしれません。5分で伝えきれなかったと悔やんでいたので意外な勝利でした。

Q:最後に一言どうぞ!
A:実際には出てこない主人公「宮部久蔵」のひととなりや謎がたくさんの人の証言を通して明らかになり、ぼやけた輪郭が段々とはっきりしていくような展開にページをめくる手が止まりませんでした。児玉清さんの解説も必読です。まだの人はよかったら読んでみてください(^^)

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次回の知的書評合戦ビブリオバトルは、2014/1/27(月)13:30~より開催します。いつもと違って月曜日開催なので、お間違えのないようにお願いいたします。テーマは「映像化したい本」!「映像化されればいいのになー」から「ぜひ自分が映像化したい!」まで、あなたが映像化したい本を教えてください。すでに映像化された作品でもOKですよ。

詳しくは追ってT-Poとブログでお知らせいたします。

2013年のビブリオバトルでは、教員・職員・学生のみなさんから色々な本をご紹介いただくことができてとても楽しかったです。参加者のみなさん、そしてこのブログを読んでくださっている方々も、ビブリオバトルで紹介されなければ手に取らなかった本がたくさんあったのではないでしょうか。さて、2014年はどんな本に出会えるのでしょう。今から楽しみでなりません。

それでは ヾ(*'▽'*)o

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