図書館・研究所知と情報の集約
ラーニングコモンズのブログ
郷土の食べ物~食文化を知ろう~
みなさんこんにちは!コンシェルジュの岩下です。
5/15(木)は、宗教学がご専門の小林惇道先生によるラーニングコモンズレファレンスが開催されました。テーマは「郷土の食べ物~食文化を知ろう~」です。
▲みなさんにとっての「郷土の食べ物」といえば何ですか?
なお、小林先生には今期から新しくラーニングコモンズレファレンスをご担当していただくことになりました。そんなわけで、初回となるこの日は小林先生の自己紹介から始まりました。
ちなみに、小林先生の趣味はスポーツ観戦だそうです。スポーツ好きの学生さん、ぜひラーニングコモンズレファレンスにお立ち寄りくださいね!
▲中央が小林先生です。
小林先生「宗教学を中心とした話題からみなさんが
学問に親しむきっかけを作ることができれば嬉しいです」
ところで、ユネスコの世界無形文化遺産に「和食 日本人の伝統的な食文化」が認定されたのはみなさんの記憶にも新しいところだと思います。
そこで今回のラーニングコモンズでは、小林先生指導の元で日本各地の食文化を調べてみることにしました。
まずは小林先生から三重県・志摩の食文化と伊勢神宮の諸文化について、スライドと映像を使った紹介がありました。
これに続いて、参加者も自分で選んだ地域の食文化を調査をします。
参考にしたのは『伝承写真館日本の食文化』(OPAC: https://www.lib.tais.ac.jp/gate?module=search&path=detail.do&method=detail&bibId=1000064975&holdId=&bsCls=0/)という本です。この本では、昭和初期の食文化を都道府県ごとに豊富な写真資料とともに紹介されています。
調査を行うのは主に以下の四点です。
- 地形
- 気候
- 名産
- 歴史
さて、それぞれの選んだ地域の食文化にはどんな特色があるのでしょうか?
▲調査風景です。
「おいしそうな料理の写真を見ていたらお腹がすいてきました~」
「地元なのに知らない料理もたくさん紹介されているなぁ」など、
感想を言い合いつつページをめくります。
一通りの調査が終わったところで結果の発表です。
参加者はそれぞれに自分の知識と経験を交えながら調査結果を発表してくれました。特に院生の参加者は、自分の研究テーマに沿った着眼点から結果を報告してくれました。
▲自分の出身地を選んだ人もいれば、研究分野に関わる地域を選んだ人も。
▲これが今回の調査結果です!
広島・沖縄・千葉・福井の四県について調べました。
最後に小林先生は、参加者に向かってこうお話ししてくださいました。「みなさんの調査結果から、その地域の歴史や地形が食文化に大きな影響を与えていることが分かりますね。そしてまた、宗教と食も密接な関係を持っているんです」
小林先生のラーニングコモンズレファレンスでは、次回以降もみなさんの知的好奇心を刺激するお話をしていただく予定です。宗教学に関係がある人も、まったく関係がない人も、誰でも自由に参加してくださいね。学部学科を問わずにレポート・論文の書き方相談も受け付けています。
小林先生による次回のラーニングコモンズレファレンスは、5/29(火)13:10~14:10に開催します。テーマは決定次第追ってお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。
それでは ヾ(*'▽'*)o