図書館・研究所知と情報の集約
ラーニングコモンズのブログ
【毎週ビブリオバトル】12月12日の回のまとめ
みなさんこんにちは!学習サポーターズ増山です。
開催場所が変わって、自由度が増してからの初ビブリオバトルです。
記念すべき第1回目は、初参戦の方1人を含む3人で始まりました。
トップバッターは、初参戦のMr.Xさんです。
書籍名: TEDパワー―世界と自分を変えるアイデア
著者名: ニュウエル,パトリック
出版社: 朝日新聞出版
この本は、動画やPowerPointをあまり使わずに話をするのが特徴のTEDの事例集です。
そこから、人前で話すときの注意点がまとめられているそうです。
特に印象的な所は、人を引き込むアイデアが6つ書いてある部分で、特に印象的な話は、「なぜ(Why)」から話を始めることで人を引き付けることができるという話だとMr.Xさんは語っていらっしゃいました。
多くの人は、何(What)から話すけれど、そうではなく、なぜ(Why)から話すと良い層で、具体的には、アップルのスティーブ・ジョブズのような話し方です。
これは意識しないと難しいものだとMr.Xさんはお話してくださいました。
また、この話し方は、感情に訴えることが需要であるため、ガイダンスでの説明などの説明する場面等との使い分けるのが重要だそうです。
2番目は、諸見里さんです。
書籍名: フレイム王国興亡記〈1〉
著者名: 疎陀 陽
出版社: オーバーラップ
異世界もの物語です。しかし、剣や魔法は出てきません。
経済で国を救う物語だそうで、主人公は、普通の銀行員(男性)。
財政的に破綻しそうな国の国王(女性)に召喚されて異世界にトリップしてきます。
現在、6巻まで出ているようです。
諸見里さんのおすすめポイントとしては、経済を救うために、悪役のような役を主人公が担っているところだとお話してくださいました。
魔法……ではなく、財政改革や投資、交渉をして財政を立て直そうと努力しているそうで、勉強にもなりそうですね!
最後は、私、ますやまです。
書籍名: DEAR SANTA―サンタへの手紙
著者名: ハレル=セスニアック,メアリー【選】〈Harrell‐Sesniak,Mary〉/フラッグストーン,J.ハーモン【序文】〈Flagstone,J. Harmon〉/カリィ,カヒミ【訳】〈Karie,Kahimi〉
出版社: クロニクルブックス・ジャパン
1870年から1920年までの子供たちのサンタクロースへの手紙が詰まっているアンソロジーです。
一つひとつに子供たちの思いが込められていて、読むだけで温かくなります。
戦争の期間だったり、流行っていたおもちゃだったり、時代背景が手紙から伝わり、タイムスリップしているかのようです。
温かなクリスマスを過ごしたい人におすすめです!
さて、投票の時間です。
3票中2票獲得
今回のチャンプ本は、Mr.Xさんの『TEDパワー―世界と自分を変えるアイデア』に決定です。
おめでとうございます!!
優勝者コメント: ぜひ読んでください
とのことでしたので、読みましょう!(^^)!
以上、増山でした。