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研究所所長挨拶
大正15年に設立された大正大学は、天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗・時宗という5宗派によって支えられており、「智慧と慈悲の実践」を建学の理念に据えている世界で唯一の仏教総合大学です。
その附属研究所である綜合仏教研究所は、今からおよそ70年前の昭和32年、椎尾弁匡学長によって設立されました。以来、宗派の枠を越えた綜合的な仏教研究を進めており、その間、数々の研究成果を発信し、世界の仏教学研究の発展に寄与し続けています。
本研究所の管掌する事業は、
- 仏教とそれに関連する思想・文化・儀礼等の調査及び研究
- 内外の研究機関との学術交流事業の推進
- 学術成果の公開(研究所年報、その他の研究報告書の編纂出版)
- 広く学術の向上に貢献することを目的とした各種事業展開(各種講座)
- その他必要な事業 (以上、「大正大学綜合仏教研究所規程 第3条」より)
であり、これらの活動をより一層進めたいと考えております。
なお、こうした一連の研究活動を通じて、今後の大正大学と未来の仏教研究を担う若手研究者の育成も大きな役割として位置づけていることを申し添えておきます。
本研究所の活動に関する詳細は、このホームページ上で逐次発信していく予定です。皆様方におかれましては、ご高覧の上、適宜ご活用下さいますようお願い申し上げます。 合掌
- 大正大学綜合仏教研究所所長
- 大正大学仏教学部
- 教授:林田 康順