先輩職員の声Member

職員紹介 髙橋 慈海

Jikai Takahashi

自分の限界を定めず、ミッションを実現したい

髙橋 慈海 1997年採用

広報部

1997年に大正大学へ入職し、管財係に配属となりました。インターネットを全学で利用できるように、環境整備からその後の運営を担当しました。現在はいつでもどこでもインターネットにつながる環境が整備されていますが、当時はインターネットに接続すること自体が大変でした。新任ながらも学内外の方々からの協力をいただき、0(ゼロ)から1にする仕事を経験しました。
11年間、施設の環境整備から営繕に関わる業務に携わった後、大学の企画・運営を行う企画調整課に配属となりました。当時は、志願者数が減少していたこともあり、「学生募集のための緊急特別対策室」を設置し、打開策を企画し実施する仕事を経験しました。企画調整課の3年半では学部の設置や定員増に係る業務を担当し、大学全体を俯瞰しながら仕事をする醍醐味を知りました。
その後、教務課に配属となり、窓口対応からカリキュラムの運営まで教育全般に関わる仕事をしました。初めて直接学生と関わる部署での業務となり、これまでとは異なる個別の問題への対応の難しさと重要さを学びました。
教務課での4年半を経て、再び大学全体の企画・運営を行う学長室に配属となり、2026年の100周年に向けた魅力化の取り組みを担当することになりました。2020年9月には本学の魅力化の業務に特化した魅力化推進部という新たな部署が設置され、日々チャレンジ精神で仕事に邁進しています。
2023年1月より入口を支援するアドミッションセンターから出口を支援するキャリアセンターまでを一つの塊として全学的なサポート体制を構築し、あわせてブランディング強化を担うリレーションシップ・マネジメント推進機構が設置されました。現在はそのブランディング業務にあたっています。

職員紹介 髙橋 慈海

これまでのキャリア

1997年4月

総務部 財務課管財係 学内LAN担当

学内ネットワーク整備・維持

2004年4月

総務部 財務課管財係

資産管理、学内ネットワーク整備・維持

2007年4月

企画調整部 企画調整課

法人業務、設置事務、補助金業務

2011年12月

教務部 教務課

教務事務・運営統括

2016年6月

学長室 企画調整課

法人企画・補助金統括

2019年7月

総合政策部 魅力化推進課・広報課

中長期計画推進・広報統括

2020年9月

魅力化推進部

すがも街なかキャンパス統括
Ⅲ類科目(アントレ)運営統括
DX推進統括

2023年1月〜現在

広報部

広報・ブランディング統括
魅力化施策(新規事業)推進統括
すがも街なかキャンパス統括

配属部署は当時の名称です。

現在、担当している業務内容は

昨年(2022年)まで所属していた魅力化推進部では、大学のミッションである第3次中期マスタープラン「大正大学100年、魅力化構想とそれを実現するための働き方改革」のために様々な新しい取り組みを展開してきました。
2023年からはリレーションシップ・マネジメント推進機構の一役を担うブランディングセンター(広報部)を任せられています。引き続き新しい取り組みを進めると共に、それが様々な活動に繋がり、すべては学生や大学のために展開されていることを知ってもらい、【大正大学】というブランドを確立しなければなりません。
学生はもとより多くのステークホルダーの方々に大学を理解してもらい、より良い関係を構築するために、日々様々なツールを駆使して情報を発信しています。SNSなど新しい情報メディアに対応していくのは大変ですが、重要なことは以前から変わらず、正しい情報を素早く、分かりやすく伝えることです。これを肝に銘じて、日々業務に尽力しています。

業務で大切にしていることは

思いつくままに羅列しますが、
常に新しいことを知りたい、学びたいという知的好奇心を持つ
実際に現場を見て、やってみようという好奇心を持つ
どんな物事、どんな人からも学ぶことは、沢山ある
自分で限界を作るのではなく、まずはやってみよう!
というチャレンジ精神を持つことを心がけて、すべての業務にあたっています。
その中でも何よりも大切なことは「人と人のコミュニケーション」だと思います。今の時代、業務のコミュニケーションもメールやチャットなどで行うことが多くなり、コロナ禍ではオンライン会議も多くなりました。当然、便利なツールは使うべきですが、コミュニケーションでの信頼関係をいかに築けるかが決め手です。時代やツールが変わっても人と人のコミュニケーション、人の「ココロ」こそが大事だと思います。
大正大学では次世代を支える人材育成のため、アントレプレナーシップ教育を推進しています。アントレプレナーシップは、先にあげた私が大切にしてきたことを実践することではないかと思っています。それがすべてではありませんが、学生だけでなく教職員こそがアントレプレナーシップを持って職務にあたることが必要であると確信しています。

職員紹介 髙橋 慈海 職員紹介 髙橋 慈海

印象に残っているエピソード

どんな時でも助けてくれる人はいる。
仕事ではその時々にいろいろな困難にぶち当たり、これはもうどうにもならないかもしれないという場面も数々ありました。
その中でも教務課に所属していた時、第Ⅰ類科目(本学の初年次共通教育)の運営で課題が生じた時、最後は腹を割って誠意をもって話し合いを行うことで信頼関係を築くことができ、先生方との協力により膠着していた会議が回り出した時のことは忘れられません。
また、これまでとは違う経験や知見を持った方との出会いが大きな転換点になりました。企業や自治体・行政の方や中途採用の方と仕事を共にする機会を得ることが多く、非常に大きな刺激を受け、新たな考え方を知り、今の仕事に活かすことができています。
自分の考えだけでは打開できない局面が数多くあります。いろいろな方のアイデアやアドバイスをいただきながら、何とかやっていけているのはその都度助けてくれる方がいたからです。上司であったり、部下であったり、教員の先生であったり、外部の企業や地域の方であったり、それこそ学生からも知恵をいただきました。様々な方から支えられ、一人ではなくチームでやり遂げることが大切であると、皆さんに感謝する毎日です。

これから実現したいこと

大学のミッションは人材育成です。今、本学では地域戦略人材の育成のための一つの取組としてアントレプレナーシップ教育に取り組み、学生と共に何らかの新しい価値を創り出そうというチャレンジをしています。人材育成は一朝一夕でできるものではなく、時間がかかりますが、2026年大正大学100周年までには「大正大学の卒業生はすごいね」「〇〇で活躍しているのは、やっぱり大正大学の卒業生だ」といった声が私の耳に数えきれないくらい届くようにミッションを実現し、さらに次の100年に向けて【大正大学ブランド】をアピールしていきます。
実現するためには様々な具体的な取り組みをしていかなければいけません。頭であれこれ考えることも必要ですが、最後は腹で決めなければ(覚悟しなければ)いけないと思っています。
新しいこと、未知のことにチャレンジしていく方々が好きで、特に冒険家と呼ばれる方々を尊敬しています。その中でも大好きな海洋冒険家の白石康次郎さんの言葉をメッセージとして伝えます。
『僕の夢は海ではなく、僕の心の中にあります。頭を使っちゃダメ。心で感じて、腹で決めることが大事です。』

オフの日のすごし方

トライアスロンの大会に年1回は出場して完走することを目標に、できるだけそのためのトレーニングをしています。「仕事でも大変なのに、なぜオフでも疲れることするの?」「そんなこと絶対できない」などと言われることも多いですが、別に疲れようと思ってトライアスロンをしているわけではなく、人それぞれリフレッシュの仕方は違うということでしょうか。普段はデスクワークが多く身体を動かすことが少ないため、近所の河川敷をランニングしたり、スポーツクラブで泳いだりすることがリフレッシュになります。
しかも「できるだけ」と書いたように、年齢という自然の摂理には逆らわずにゆったりと長く生涯スポーツとして続けていこうと思っています。そのような思考がよいのか、もう30年以上も続けられています。
それ以外のリフレッシュ方法は、アクション系の映画を鑑賞したり、ミステリーなどの小説を読んだりしてリセットしています。

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就職を考えている
皆さんへ

職員紹介 髙橋 慈海職員紹介 木村 文哉

アフターコロナ、ウィズコロナの時代においては、どの業界でも大きな変化が起きているでしょう。大学においても急激な変化が起こっています。これまでの大学の役割が大きく変わるかもしれません。いや変えなければいけないのでしょう。
今担当している業務、自分が大切にしていること、実現したいことなどでも述べましたが、常にチャレンジ精神を持って、新しいことを成し遂げたいと思っている方と一緒に仕事がしたいです。
そのためにはガンガン推し進めるという馬力が必要であることは当然ですが、それと共に、広くいろいろな考え方や意見を取り入れるという謙虚な姿勢も大事です。人ひとりができることには限界があります。一人一人が担う役割とその人しかできないことをしっかりと認識し、協働によりチームで皆さんと一緒に取り組めば成し遂げられることに限界はありません。新しいことにチャレンジしていきましょう!

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