先輩職員の声Member

職員紹介 坂本 圭

Kei Sakamoto

教職員が一丸となって支援する組織づくりに貢献したい

坂本 圭 2012年採用

教務部 教育研究支援課

2012年に大正大学へ入職し、総務部総務課に配属されました。
会議調整、式典運営、校内環境の美化整備などの管理業務に3年間携わりました。
2015年に教務部教務課へ配属され、教職、福祉・臨床系国家資格、その他民間資格など、大学で開設している資格課程全般、他大学との教育提携事業などを担当しています。配属された初年度は、入学準備学習や授業評価アンケート、EMIRに関する業務も担当しました。正課授業以外での教育提供や、情報収集・分析など教育アセスメントに関わる業務を経験することができ、非常に勉強になりました。
2022年1月からはDX推進担当を兼担し、MA(マーケティングオートメーション)を活用した学生募集広報を担当しています。マーケティングに関する知識は全くありませんでしたが、聞いたことのない言葉を知ることや、経験したことのない業務にチャレンジすることは、大変学びの多いものとなっています。

職員紹介 坂本 圭

これまでのキャリア

2012年4月

総務部 総務課

公文書・郵便、式典、食料費管理

2015年6月

教務部 教務課

諸資格課程、入学準備学習、授業評価アンケート、EMIR

2016年6月~2023年5月

教務部 教務課

諸資格課程、教育提携事業

2022年1月~現在

魅力課推進部 DX推進課 兼担

DX推進(募集関係)
学生募集広報におけるMA活用推進

2023年6月~現在

教務部 教育研究支援課

諸資格課程、教育提携事業

配属部署は当時の名称です。

現在、担当している業務内容は

教務部では、免許・資格課程の運営を主として担当しています。関係省庁への届出を基本として、担当教員とコミュニケーションを取りながら、適切な科目配置や授業構成を考えます。実習に関する業務もあるので学生対応も非常に多いです。誤った履修指導は学生の人生を変えてしまいます。最新の法令や関係通知を十分に理解し、アウトプットできるように心がけています。
DX推進担当としては、大正大学に入学したいと思う高校生を増やすべく、入試部・広報部などの職員と連携しながら、どのような募集施策ができるかを検討し、実行しています。2026年に100周年を迎える大正大学が、この先も高校生に選ばれる大学であるために、様々な方法を使って魅力を伝えていきたいと思っています。
また、DX推進という役目から、これまでの業務をどのようにトランスフォームさせられるか、どのように仕事の仕方を変えられるかを意識しています。教務部ではなかなか経験することのない、ベンダーとの折衝・交渉をすることもあり、大学職員独特の文化・慣習に染まった自分の仕事の仕方を見直す場面も多く、色々な気づきを得ています。
ルーティン業務が多い教務部、0から仕事をつくるDX推進で、時に真逆の仕事になりますが、自分にとっては頭をリフレッシュさせながら仕事ができているような気がして、楽しんでいます。

業務で大切にしていることは

頼まれごとはできるだけ断らないことです。部署で仕事をしているとつい忘れがちになってしまいますが、私たちは部署に所属しているだけではなく、大正大学という組織に所属しています。他部署の職員や学科の教員からの相談や依頼は、自分の現在の業務に直結していなくても、ステークホルダーのために誰かが解決しなければならないことです。担当ではない、と一言で終わりにすることは簡単ですが、少し間に入るだけでも、自分の知らなかった業務を知れたり、関わりのなかった人とのコミュニケーションが生まれたり、常に新しい発見があります。関係ないと思っていたけれど、実は自分の担当業務を工夫すれば、次からその問題は起きなくなることがわかった、など、業務を見直すきっかけになることもたくさんあります。
同じ仕事は二度とありません。大きなプロジェクトに関わっていなくても、学べるポイントは日常業務の中にたくさんあります。これってどういうことなんだろう?と色々なことに興味を持って、どんなことからでも何かを得たいと思う気持ちを大切にしています。

職員紹介 坂本 圭 職員紹介 坂本 圭

印象に残っているエピソード

免許・資格課程を担当する中で、支援が必要な学生が学外の実習に行きました。学科の先生方やキャンパスソーシャルワーカーの方と、低学年の時からこまめに情報を共有するようにしながら見守ってきました。ケースによって難しい対応もありましたが、担当者間では常に率直に意見交換をすること、経験がない対応はどうして良いかわからないと正直に共有すること、複雑な課題を一人で抱えないことを意識して、チームで対応するように心がけていました。
実習後に本人が報告に来てくれた際には、顔つきや話し方も別人のように変わっていて、本人自身もそれを自覚していることを話してくれました。また、卒業後の進路も前向きに考えられるようになったと伝えてくれて、みんなで頑張って本当に良かったと思いました。関係した先生も、自分も改めて頑張ろうと思えたとおっしゃっていたのが印象的でした。
学生からの言葉も嬉しかったのですが、一人でできる仕事はないこと、仕事は仲間と作ることを意識して取り組んできたことが形になり、その喜びを仲間と共有できたことがとても嬉しかったです。

これから実現したいこと

コロナ禍という強制的な力によって、大学教育は大きく変化しました。大学は何のためにあるのか、その存在意義を抜本的に考え直さなければならなくなりました。
変化の激しい時代を生き抜く人材を養成することが、大学に求められている一つのミッションだと思います。
大正大学が掲げる「知識創生」、自らを拠りどころとして生きていく力を養うというミッションの実現に向けて、学生がしなやかな強さを身につけて社会へ羽ばたいていけるよう、教職員が一丸となって支援する組織づくりに貢献したいと思っています。

オフの日のすごし方

美術館や博物館に行くことが好きです。
本学で文化財について学び、学芸員資格も取得したので、元々興味関心はありましたが、常設展・企画展に関わらず、積極的に足を運びお金を払うようにしています。学生時代、「仏像は歩いてきてくれない、自分で見に行くんだ」と先生方によく言われました。
教務部では学芸員課程を担当していることもあり、自分の学びや経験、好きなことが業務に活かせることはとても幸運なことだと感じています。他には映画を見たり、ベランダで土いじりをしたり、デスクワークで少しずつ溜まる脂肪と闘うべくパーソナルトレーニングやプールに行ったりしています。

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就職を考えている
皆さんへ

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18歳人口の減少によって、大学は今後ますます淘汰されていきます。大正大学が選ばれ続ける大学、魅力的な大学であるためには、まず、そこで働く職員が学び続け、魅力的でなければなりません。大正大学は中規模大学であるからこそスピーディーな改革も多く、常に新しい業務や役割が生まれることも多いのが特徴だと思います。
様々なことに興味を持ち、積極的に関与し、学ぶ姿勢を持ち続けられる、大学の改善・改革を自分事として捉えられる、そんな方と一緒に仕事がしたいです。
皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

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