学部・大学院

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DAC(総合学修支援機構)

第24回大学教育研究フォーラムにて個人研究発表を行いました

2018年3月20日(火)・21日(水・祝)の2日間にわたり京都大学で行われた「第24回大学教育研究フォーラム」において、個人研究発表を行いました。


題名は『学生像調査に基づく3つのポリシーの策定』です。
大正大学では、3つのポリシー(卒業認定・学位授与の方針、教育課程編成・実施の方針、入学者受入れの方針:以下3P)公表義務化に際し、学生像調査に基づいて既存の3Pを修正し、実質化を図りました。
教育研究フォーラムでは、大学を取り巻く様々な環境要因の影響を受けた現実の学生像を調査し、各学科・コースの学びをより高度に達成しつつある実在の「学生像」から、帰納法的に3Pを策定した大正大学の取組みの具体的な手順とその効果と課題について発表しました。

発表要旨はこちらをご覧ください。
  

学生像調査は学科担当全専任教員を対象に実施し、コース固有の資質・能力、学科共有の資質・能力ついて、多面的な指標を言語化し共有しました。一方で、大学の教育ビジョンに基づく総合的な全学版3Pを策定・提示し、各学科は学生像調査等に基づく「学びの独自性」を担保しながら、全学版3Pとの連動性を意識し、学科FDを繰り返して3Pの見直しを行いました。
大正大学では、これらの過程を経て、全学方針と現実の学生像の双方向に整合性のある学位プログラムごとの3Pを策定・公表しています。
教育開発推進センターでは、引き続き3つのポリシーに基づくカリキュラムアセスメント、マップやシラバス改善等、学位プログラムの実質化に向けて取り組んでいます。

3つのポリシーはこちらをご覧ください。
3つのポリシー策定過程はこちらをご覧ください。

教育研究フォーラムでは多くの方にご清聴いただき、本学の取組みに多くのご質問をいただきました。
ありがとうございました。

君島菜菜

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