学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

DAC(総合学修支援機構)

大正大学 第6回全学FDセミナー開催報告

5月30日(水)15:00~17:30に礼拝堂にて、第6回全学FDセミナーを開催いたしました。
今回のFDセミナーは全教員を対象とし、116名の先生方にご参加いただきました。

ほぼ全員の先生方にご参加いただきました。
この人数でグループワークができるのは、礼拝堂しかありません。

昨年度に引き続き、今年も教育開発推進センター顧問の佐藤浩章先生を講師とし、『カリキュラムアセスメントチェックリストを活用した自己評価報告会』を開催しました。各学科・コースにて作成した「自己評価報告書」をもとに、グループワークを行いました。
昨年度のカリキュラムアセスメントチェックリストのうち、実施したアセスメント結果を判断材料として卒業生のDP達成度を測っていただきました(今回は平成29年度卒業生が対象)。その達成度から、今後のカリキュラム、教育方法、アセスメントの改善点をご報告いただくのが、「自己評価報告書」です。

自己評価報告会では、異なる学科・コースの教員がペアを組んで6~8名のグループを作り、グループワークをしていただきました。「自己評価報告書」の発表・評価・質疑応答等を相互に行っていただき、他学科・コースとの比較から気づきを得ていただくことを目的にグループワーク形式で実施しています。

 
①吉田センター長よりはじめの趣旨説明
②グループワークの様子(活発にご意見が出ていました)

 
③グループワーク報告の様子(ファシリテーターの学部長、学科長より)
④大塚学長、小嶋副学長も「自己評価報告書」をじっくり読まれていました
 
昨年度に引き続き長時間のセミナーとなりましたが、リフレクションシートから、他学科・コースの先生方と意見交換ができる貴重な時間と捉えてくださる先生が大変多くいらっしゃることがわかりました。また、今回はセミナー前に学科・コース内で「自己評価報告書」を共有していただくようお願いしていたことから、自学科・コースでの対話によって目的や課題等を共有することができた、というご意見もいただけました。

近年、大正大学では学科・コース内外の対話をツールとしたFDによって、カリキュラム・教育方法の改善を図っています。時間のかかる方法ですが、さまざまな先生との対話の中から得られる気づきは、トップダウンだけではなかなか得られにくいものと考えています。
 
今後も全学的な教学マネジメントサイクルの一部として、より質の高い教育を提供できるよう充実した内容でセミナーを開催させていただきます。また開催後には、こちらでご報告をいたします。

小幡誉子

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