学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

東洋史コース

東洋史コースの紹介

 東洋史コースでは中国史を中心としながら、モンゴルや東南アジアをも含んだ東アジアの歴史を総合的に学ぶことができます。本学歴史学科の伝統である実証史学の方法に基づき、漢文史料の読解に力を置いた指導を行っていきます。また、政治史のみならず社会経済史や文化史、さらには仏教史など多種多様なテーマで学習が可能です。教員から密接な指導を受けながら、アットホームな環境に身を置いて学べることも本コースの魅力です。

 以下、東洋史コースで履修できる授業の一部について、内容を簡単にご紹介します。

 

・歴史基礎ゼミナールⅠ(東洋史)

 東洋史を学ぶための基礎として、その中でも中国史を中心とした歴史学の方法の基本について学びます。さらに歴史研究の基礎である史料の初歩的な読み方も訓練していきます。

 

・基礎資料学

 歴史の研究とはどのようなことか、そのためにどんなテーマを設定し、それを考えるためにどのような資料を集めいかに扱うのかといった、歴史研究を行うのに必要なノウハウを解説・実践していきます。

 

・東洋史概説

 中国は世界の歴史を変えるほどの技術を生み出してきました。その技術を中国人自身がどのように評価したか、という点を中心に、技術と中国社会を考えます。

 

・東洋文化史

 中国の文化について、思想・文学・芸術・科学といった多様な側面から見ていきます。

 

・中国の歴史書

 中国史の基本的な史料を紹介し、歴史研究に不可欠な文献研究の意義と現状を学びます。

 

・中国文化基礎研究A

 歴史上中国の官僚は、政治のみならず経済・社会・文化など多方面に及ぶ活動を行っています。この講義では特に明・清代(1368~1912)の科挙出身官僚たちの活動を中心に、中国文化を検証します。

 

 

 

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