学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

仏教学コース

台友会主催・声明公演「いにしえのしらべ~舞楽四箇法要~」【その1】

 昨年末におこなわれた台友会(天台学研究室内)主催による声明公演の模様をお届けします。

 声明(しょうみょう)とは、経典に節をつけたもので、様々な仏教儀式で唱えられる宗教音楽のことを言います。法事などで、お坊さんが歌のようなお経を唱えているのを聞いたことがありませんか?仏教学科の宗学コースの学生は、週二回ある「法儀研究」の講義で、声明やお経の唱え方、法要の時の所作について実習しています。この公演は、天台宗の学生が中心となり、日頃の研鑽の成果をお披露目する大切な機会です。沢山の人の前で失敗が許されない学生は、大変緊張して公演にのぞんでいました。

 本年度は、「いにしえのしらべ~舞楽四箇法要~」と題して、成道会を慶讃する法華三昧(ほっけざんまい)の法要と、平城遷都1300年を記念する舞楽四箇法要(ぶがくしかほうよう)を公演しました。舞楽四箇法要は、唄(ばい)・散華(さんげ)・梵音(ぼんのん)・錫杖(しゃくじょう)という四つの声明に、舞と雅楽が結びついたものです。
以下、その模様を写真でご覧ください。

第一部 法華三昧
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第二部 舞楽四箇法要
ts-03.jpgts-04.jpg また、この声明公演は、毎年、学内の様々なクラブや学科の学生に協力をお願いしています。第二部、舞楽四箇法要の舞と雅楽は、雅楽倶楽部の学生にお願いしました。写真は舞楽「陵王(りょうおう)」の舞いと雅楽。こちらも若々しい舞と演奏であったと、大変ご好評いただきました。

舞楽「陵王」
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『台友会主催・声明公演「いにしえのしらべ~舞楽四箇法要~」【その2】』(平成23年2月18日公開予定)に続きます。ご期待ください。

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