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「学び」と「実践」を通じた人材育成

仏教学コース

仏教フィールドワークC(韓国海外研修)報告 その3

 
いよいよ最終日の報告です。
帰国時間の関係で、2か所の研修にとどまりました。
 
 
【第三日9月14日】
 
①昌徳宮
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同宮は、1405年に景福宮の離宮として創建され、李氏朝鮮九代成宗が正宮として使用しました。1997年には世界遺産に登録され、日本でも放映された韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』のロケ地になったことで観光客に人気のスポットとなっています。
 
         色彩鮮やかです !
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                                 オンドル(床暖房)の火をくべる口↑
      
 
48.jpg49.jpgこの〈楽善斎〉という建築物は、李朝最後の皇太子・李垠(ギン)に嫁いだ日本人の梨本宮方子(マサコ)が、波乱万丈の人生の幕をおろした(平成元年)場所です。事前授業や古宮博物館での研修で歴史や日本との哀しい関係について学んだので、参加者にとってこの場所は、大変心に残ったところのひとつです。
  
 
 
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②東国大学
 
同大学は、大正大学と学術交流を行っている大学で、今回非常に楽しみにしていた訪問先でありました。
同大学の先生によるご案内をいただき、学内の仏教施設や研修道場を見学させていただきました。
また学生の皆さんは、案内してくれた同大学の日本語日本文学科の学生さん(日本語がとても上手でした!)との交流も深めることができました。
大正大学とはまた異なった禅の実修など、多様な実践カリキュラムがあることなどを研修させていただきました。
 
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 マンモス校なので、図書館も広い! 図書館入口には仏教系の大学らしく仏像が!!
ただし仏像の持物は書籍でしたが・・・(p_-)
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 真剣に図書館長(中央正面向き)の説明を伺いました
他大学では、少し緊張気味・・・
 
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広いキャンパスに最近できた国際禅センター、その中での授業風景 (禅の実習)
 
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キャンパスの案内をして下さった日本語の上手な学生さん2名と一緒に「はい! キムチ!」(^_^)v
 
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こちらもキャンパスの中にあるお堂(他には梵鐘もあり、カフェも点在)
最前列右から2人が東国大学国際交流担当の職員の方々、3人目が東国大学キム准教授(かつては大正大学の留学生)、平井・野口・大塚先生をはさんで、一番左が大正大学綜合仏教研究所の金研究員(わざわざ帰国して、お世話下さいました)撮影したのは塩入先生
 
余談ですが、どんな食事だったのか一部をご紹介します!
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プルコギや骨付きカルビや石焼ビビンパなどの韓国料理に舌鼓を打ちましたよ~(マシソヨ~)
♪センイルチュカハムニダ~(Happy Birth Day to you~) を大合唱してお祝いもしました!
 
 
この研修で初めて顔を合わせた参加者がほとんどでしたが、すぐに打ち解け、大変仲良く過ごすことができました。
研修地では文化や歴史を目の当たりにして、古くは三国時代から、さらには近現代の両国の関係をもっともっと知る必要があると切実に思ったという感想が飛び出してきたことに驚かされました。
事後のアンケートでは、参加者の満足度は90%でした。早速、次回も参加したいという人が多かったです。
 
 
 
短い期間ではありましたが、韓国の仏教事情・仏教文化・民族的慣習といった様々な側面にふれることができた有意義な研修であったといえましょう。
学生参加者の皆さんには研修終了後に課せられたレポート課題が大変だったと思いますが、事後研修も無事に終了して満足していただいたのではないかと自負しています。
今後もまたこの海外研修を企画してまいりますので、その折にはぜひご参加ください!      
                                                                          合掌 
                      
 
                    文責:仏教学部仏教学科准教授 大塚伸夫
                (写真コメント担当 助手池田そのみ)
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