学部・大学院FACULTY TAISHO
仏教学コース
平成25年度仏教学科大学院智豊合同修士論文中間発表会
平成25年6月20日
大学院仏教学研究科真言学専攻の修士課程2年生を対象に、智山豊山合同発表会がありました。本発表会は、提出まで残り半年に迫った修士論文の中間発表をして頂きました。
現在、真言学専攻に属している学生のうち、10名の学生さんが発表してくれました。
大学院に入学してから1年半の間、勉強してきた成果とこれからの課題や、どのような修士論文になるのかを発表して頂きました。本発表会に際して、たくさんの先生と先輩達が発表を聞きに来てくれました。
まだ6月ではありますが、この夏休み前に一度取りまとめることで、12月の提出に向けて課題がはっきりしてきます。先生方から厳しい指摘が飛ぶことも多いですが、12月の論文提出の半年前となるこの発表会で、指摘された課題と問題点をいかにクリアできるのか、学生の実力と、これからのどこまで考察を加えまとめる事ができるか、そこが試されます。
先生方からご指導・ご質問を頂戴しています。
指導・質問を受ける学生も真剣です。
発表されたみなさん、お疲れ様でございました。
12月に素晴らしい修士論文が出来上がることを楽しみにしています。
仏教学科非常勤講師 舎奈田智宏
協力 仏教学科副手 遠藤伊左見
同 谷萩 広樹
発表タイトル
真言宗的易行の研究‐興教大師覚鑁の著作を中心にして‐
弘法大師仮託の書の研究―『雑問答』を中心として―
異本『即身成仏義』の研究
真言宗における福祉実践の展開過程について―豊山派の取り組みを中心に―
叡尊の舎利信仰
真言宗における因明学
梵蔵漢対訳『十一面観世音菩薩神呪経』の研究
『大日経』における菩提心の研究
『瑜祇経』の研究
『降三世大儀軌王』についての研究