学部・大学院FACULTY TAISHO
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仏教学コース
【智山研究室だより】 智豊合同両祖大師誕生会
6月26日(水)、智豊合同両祖大師誕生会が行われました。智豊とは、真言宗智山派と真言宗豊山派のことを言います。両祖大師とは、真言宗の宗祖・弘法大師空海(774-835)と中興の祖・興教大師覚鑁(1095-1143)のことを言います。弘法大師は6月15日、興教大師は6月17日にご誕生されたので、毎年この時期に両祖大師のご誕生をお祝いしています。
今年は智山派の学生会が担当し、法要ではなく、講演が行われました。講師に本大学で真言宗智山派の悉曇の授業を担当されている、小峰智行先生をお招きして、「弘法大師と悉曇」というテーマでご講演いただきました。
小峰先生は、先日落慶が行われた、すがも鴨台観音堂(通称:さざえ堂)に飾られている梵字を書かれておられます。
講演の中で先生は、真言密教を学ぶ上で、その前提として梵字悉曇がいかに重要であるかを強調されていました。
講演には、多くの学生が聴講し、ノートを取りながら真剣に耳を傾けていました。
仏教学科 副手 谷萩広樹 記