学部・大学院FACULTY TAISHO
仏教学コース
鴨台祭の企画紹介 ③護摩について
こんにちは、仏教学科です。今回は護摩についてご紹介させていただきます。
護摩は真言宗でおこなう修法の中で重要な一つとされております。元旦に多くの寺院にて護摩法要がおこなわれることが、護摩を修法する代表的な行事としてあげられます。
護摩の起源に関しましては、インドまで遡ることができます。古代インドの言語であるサンスクリット語[homa](ホーマ)という言葉が音写されたものと伝わっております。
供物を祭壇の炉中に投げると火焔となって天に上り、天の諸神の口に達し、諸神はそれに答えて人間の願望をかなえてくれるという信仰が仏教(密教)にとり入れられたものといわれております。
〈護摩壇〉を設けて、不動明王などを本尊として招き、〈護摩木〉を積んで燃やし、火中に五殼・五香などを投じ、香油を注いで供養することによって様々な“お願い事”がかなうとされております。
大正大学鴨台際では、さざえ堂前において豊山派所属の学生たちが護摩法要を以下の日程でおこないます。
○11/2(月)
・1座目 11:00~12:00
・2座目 13:00~14:00
・3座目 15:30~16:30
○11/3(火)
・4座目 11:00~12:00
・5座目 14:00~15:00
・6座目 15:30~16:00
法要の際には、〈護摩木〉の販売もおこないます!!
(昨年度の鴨台祭での護摩法要の樣子)
鴨台祭へお越しの際は、是非ともさざえ堂へ足を運び、法要をご覧にいらっしゃって下さい。その際に〈護摩木〉を購入していただければ幸いです。
そして、購入された〈護摩木〉に願い事を書いていただき、それを燃やして供養することで、皆様の“お願い事”が成就しますよう豊山派学生僧侶が至心にご祈念いたします。
仏教学科 真言豊山学コース副手 石井正稔