学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

仏教学コース

基礎ゼミナールⅠの授業紹介(仏教学コース・仏教文化遺産コース合同)

梅雨空に紫陽花が美しい季節です。

6月20日、仏教学コースの基礎ゼミナールの時間に、京都大覚寺の嵯峨御流の生け花の授業をおこないました。
春学期は華務長の辻井ミカ先生をゲスト講師にお招きしました。
講義しながら実際にお花をいけていかれる先生の姿に、学生は魅了されていました。



・華道を間近でみるのは初めての体験、自分もやってみたい
・嵯峨御流の自然をいけるという考え方に感動した
・六大の思想を花でいけるという考え方は初めて知り感動した
・小さな空間をつかい、広い空間を導く生け花に奥深さを感じた
・七景三勝という表現方法、山ら海までが生け花であらわされていることが印象深かった
・自分は外国人で、初めて日本の生け花をみることができ、自然・人・芸術の要素が調和して、共存していることがわかり、勉強になった
・生け花を通して、自然と命の大切さを学ぶことができた
などという感想が寄せられました。
いよいよ秋学期は、実習となります。


梅雨が明ければ、暑い夏がやってくるでしょう。
夏の朝には、蓮の花が美しく咲きます。
仏教では蓮花はいろいろな場面にでてきます。
早起きして探してみてはいかがでしょうか。
 

以上

(仏教学科助手 池田そのみ)
GO TOP